森友問題の渦中にある安倍昭恵夫人の不可思議な行動

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 しかし対抗勢力とも対話とばかりに交流を図る姿勢も昭恵夫人は持ち合わせている。2016年の衆院選東京選挙区に出馬し落選したミュージシャン・三宅洋平に対し同年7月、Facebookで「三宅洋平さん、公邸でお待ちしています!」と呼びかけ。安倍政権を批判していた三宅との面会が実現したことを後日Facebookで報告していた。三宅自身もTwitterでこの日、昭恵夫人に繋いでもらい安倍首相と電話で会話したことを明らかにしている。ふたりが対面を果たしたのは東京・池袋のオーガニックバー。ここは一部報道では反原発バーなどと報じられており、常連となった昭恵夫人が「家庭内野党」を掲げたり反原発を公言するようになったともいわれている。夜の会合時に配偶者に電話をかけ、面識のない同席者に電話を代わる行為、かなり面倒であるが、こうしたバイタリティのある昭恵夫人であるから、今回の「野党のバカげた質問」にも耳をふさがず“対話”すればいいのではないか。

 昭恵夫人は多くの中高年がそうであるようにFacebookが大好きだが、もちろんInsragram(以下インスタ)もやっている。こちらでも“首相夫人”という立場を意識していないのか、奔放だ。2016年夏の投稿では『アベ政治を許さない』と書かれた紙を持つ男性とニッコリ笑顔で撮影した写真をアップ。「昨日はこんな人たちとも写真を撮ったり、握手をしてみました」という文章も添え、物議を醸した。同年12月のインスタには「佐賀の二次会にて。」といった文章とともに、唐突に半裸の男性の写真をアップ。胸にはマジックで「アキエ」など書かれており「ファーストレディの自覚なし」など物議を醸した。とばっちりを受けたのはこの半裸の男性に「似ている」と名指しされた自民党の岩田和親衆院議員である。断定調で噂が広まり始めたため、岩田氏本人がツイッターで「これは私ではありません」と釈明しなければならない事態に発展した。

 奔放過ぎて他者を巻き込みまくる安倍夫人エピソードは挙げればきりがないが、その際たるものが森友学園問題だろう。関係者を自殺に至らしめたこの問題ばかりは、不思議キャラだから……で許されることはない。前述したように、「反安倍政権」を標榜する人々とも敢えて接触してきた昭恵夫人、野党の追及を「バカげた質問」と投げ捨てるのではなく“対話”を試みていただきたい。

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