
DAIGO Instagramより
辻希美(30)と杉浦太陽(37)がラブラブアピールをすると総スカンをくらい、木下優樹菜(30)と藤本敏史(47)が喧嘩報告をすると「いちいち報告するな」と叩かれるネット上で、どれだけラブラブを公言してはばからなくても、ちょっとした喧嘩をネタにしても、不思議と微笑ましい目で見られる愛され夫婦。それは結婚北川景子(31)とDAIGO(39) である。2016年1月1日に入籍し、結婚3年めを迎えている北川DAIGO夫婦、その好感度の理由はどこにあるのだろうか。
たとえばDAIGOは、3月22日からオンエアされている生命保険商品のCM発表会で、「夫婦で毎年、健康診断にも行っています」「自分たちの仕事は健康あってのものなので。まずは健康第一に生きていくことが大事。周りの方に迷惑をかけたくないので、しっかり気を遣って、生きていこうね、と話しています」と話したように、あらゆる出演イベントでさらりと妻の話を盛り込む。もちろんそれを主催者も求めているだろうが、これが「うざい」ではなくサービスとして受け止められるのは、妻が売れっ子女優であるがゆえだろうか。
ただ、それだけではない。ネットで叩かれる要素ナンバーワンの「非常識」露呈がないこと、そして、ただの恋に恋する二人状態に見えずお互いに慈しみあっている様子を品良く伝える術に長けていることも大きい。相手の印象を少しでも悪くしかねない発言は一切しないし、愚痴もない。これまでの「ラブラブアピール」を振り返ってみよう。
嫌味がないのに生活感もない
北川景子は料理上手だというが、仕事で多忙なため家庭で料理をする頻度は決して高くない。DAIGOは「味覚がびっくりするほど合う」と北川の手料理を常に絶賛。3月17日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で「作ってくれるのもそうだし、食事行っても好きなもの同じというか味覚のシンクロ率すごい」「奥様が作ってくれる日は最高の状態で食べたいから、朝からほとんど食べないですもん。夜、そこだけを楽しみに」と語っている。また、北川の手料理は必ずスマホに写真を収めているそう。DAIGO自身は全く料理の腕がないどころか経験もほぼゼロで、約40年の人生で包丁を握ったことは4回ほどしかないという。
時に喧嘩や失敗談も披露するが、それさえほほ微笑ましいものとして受け止められている。たとえば昨年11月、DAIGOがイベントで「誰にも言っていないショッキングなことがあった」と切り出したのは、「毎日気に入って穿いていたズボンの、おしりの部分が裂けていた。奥さんから『いつから裂けていたの?』って言われた」こと。妻に叱られるのは、「旅行先でお土産を買いすぎてしまい、保管場所に困ること」。生活感があるようでない。喧嘩といえばゲーム『モンスターハンター』を勝手にDAIGOが1人プレイで進めてしまったことで、北川は「それは信じらんないよ」と怒りに震えたのだという。それ以外にないのか。
逆に北川との嬉しかった思い出も積極的に話すDAIGOだが、昨年、絵本をリリースした際に「可愛いね。才能あるんじゃない」と褒められて「すごく嬉しかった」という。イベントでは子作りについても聞かれると、将来的に子供にこの絵本を見せたい気持ちはあるが、「でも今はFOTですね。2人の思い出作りたい」と夫婦の時間を大切にしたいという満点回答。愛妻への31歳の誕生日プレゼントは薔薇の花束であることをInstagramで公開しているところもすごい。おそらく他に、さらに高価な贈り物もしているだろうが、そちらは明かさず薔薇の花束だけを見せるのだ。うまい。ちなみに北川景子が独身時代から共に暮らしていた愛猫のメインクーン「ジルくん」もDAIGOに懐いている。
愛情表現が率直でも気持ち悪がられないのはDAIGOのキャラクターがなせるワザだろうか。昨年、バラエティ番組でDAIGOは、MA(毎日会える)なのにたまに北川の撮影現場に「ちょろっと行っちゃうときがある」と言い、北川が映画『探偵はバーにいる3』の撮影で1カ月ほど北海道に滞在していた時、「急にオフが出来たので、俺の寂しさもピークだったから」北海道までサプライズで会いに行ったと明かした。MA(毎日会いたい)のだろう。DAIGOも俳優の仕事をすることもあり、台本の読み合わせを二人でしたりもするという。
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