浜辺美波は“ポスト広瀬すず” 原作ファンから愛される魅力とは?

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『浜辺美波写真集 voyage』(KADOKAWA)

 3月26日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、女優の浜辺美波(17)が出演する。「尖りまくっていたオーディション」など意外な過去が語られるそうだ。浜辺美波は、過去に沢口靖子(52)や長澤まさみ(30)がグランプリを獲得した『東宝シンデレラオーディション』にて2011年にニュージェネレーション賞を受賞して芸能界入り。プロダクション「東宝芸能」に所属し、さまざまな映画やドラマに出演してきたが、特別枠なわけではなく、新人である以上はオーディションを受けて役を獲得していくのが通例だ。

 浜辺美波が一躍脚光を浴びたのは、2015年に放送されたアニメを実写化したドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(フジテレビ系)で演じた“めんま(本間芽衣子)”という重要な役どころで瑞々しい存在感を発揮した。その後も『咲-Saki-』(TBS系)や『賭ケグルイ』(TBS系)など立て続けにアニメや漫画の実写化作品で主演に抜擢され、「ドラマの出来はともかく主人公は可愛い!」「主役の子の透明感がすごい」と話題に。いずれの作品も原作ファンが多く実写化を嫌悪する声は少なからずあったが、「浜辺美波が主演ならアリ」と原作ファンも納得せざるを得ない魅力を放っていた。なお、『賭ケグルイ』の監督を務めた英勉氏は浜辺美波の演技について「急にやるというか、急にトップスピードになる」「カメラが回っていない普通の時と、女優魂のスイッチが入る時の切り替えの差があるというか、ギャップがあって、そこはすごく面白い」と評価している。

 彼女がさらにブレイクしたのは昨年の大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』でのヒロイン・山内桜良役が大きい。鑑賞者からは「自然で等身大の演技が心に響いた」と称賛する声が続出したが、素の浜辺美波とヒロインの性格は全然違い役作りに苦戦した……と彼女は明かしている。苦労して作り上げた甲斐あってか、同作の演技で「第41回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞。“ポスト広瀬すず”の呼び声も急速に高まっている。

 4月15日スタートのドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)では、空気の読めない若き新人パティシエに扮する。同ドラマの宣伝でしばらくは日テレ系バラエティに出ずっぱりの浜辺美波だが、24日放送の『メレンゲの気持ち』では、「揚げ物命」で大好きな鶏のから揚げを朝イチで食べたり、コンビニレジ横のホットスナック(コロッケやアメリカンドックなど)が大好きだったりという、“透明感”と対極の食の趣味を明かして盛り上げていた。SNSでの発信は苦手でTwitterアカウントはなくブログ更新も停止状態の彼女、バラエティはその素顔をうかがえる貴重な機会かもしれない。『しゃべくり007』では百戦錬磨の上田晋也がうまくトークを引き出してくれることだろう。

(ボンゾ)

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