オリラジ中田敦彦がYoutuberになっていた!松本人志に喧嘩を売った姿勢は変わらず

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『メジャーな先輩方が全員反対派だったので、がっかりしてしまいました。一連の騒動の中での茂木健一郎さんの発言「日本のお笑いは空気を読み過ぎなんじゃないか。大御所が面白いと言うか面白くないと言うかで価値が決まる」はすごくいい発言だなと思って、私はしばらく様子を見ていたのです』
『茂木さん負けるな!と思っていたところ、大御所の番組に出演して大御所に面白くないと言われ公開処刑をされてしまいました。大御所にセンスがないとか価値を決められてしょげ返っている様子こそが茂木さんの意見通りだったのに。茂木さんの指摘、当たってたのに。なんで「ほら、これですよ」と言えなかったのだろう。まあ、あの場では言えないか。怖いですもんね』
(※文章中のリンクは原文ママ)

 文中で名前こそ出していないが、『ワイドナショー』の内容を取り上げたオリコンニュースの記事にリンクを貼っており、“大御所の番組”が『ワイドナショー』を、“大御所”が松本人志を示すことを明らかにしている。

 中田は茂木氏の主張におおむね同意を示し、「MCの権限が非常に強いフォーメーションの番組が圧倒的に多く、MCの好き嫌いが非常に強く場の空気を支配している構造がある。多くの場合キャスティングをも支配する仕組みなので、ゲストやレギュラー陣はMCに気を使わざるを得ない」「出演者のほとんどが40歳以上で若年層の代表者たちはすぐに、同世代で培ったカリスマ性を剥がされる。昔の価値観のまま価値を決められる」と指摘。若手タレントの“評価者”は強い権限と昔の価値観を持つ人物であるため、テレビ番組は変わらないとも切り込んだ。また、「政治ネタや時事ネタをやる先輩もいるけど、本筋とは関係のない笑いの取り方」をしていて政治風刺の笑いがないことにも言及している。有吉弘行が茂木氏のツイートの「オワコン」というフレーズを「ダサすぎない?」と言ったことにも触れ、このフレーズを使ったことでツイート自体の注目度も上がったのだから良かったと思うと評している。

 騒動後の昨年5月、中田敦彦は『らじらー! サンデー』(NHKラジオ第1)で「(吉本興業の)幹部と社長に、今僕は『謝れ』と言われている」と明かし、「僕の意志としては謝らない。僕も覚悟を持ってやってますので。すごいんですよ、騒ぎ方が。会社と先輩と」と宣言していた。その言葉通り、このブログ記事を中田は現在も削除していない。

 結果的に、中田敦彦の『ビビット』卒業は、松本人志が激怒していること――あるいは松本人志に吉本興業幹部や社長が“忖度”したことが理由ではないかと推測する向きがある。その可能性もゼロではないだろう。一方で、中田は先を見据えて新規事業を立ち上げてもいる。先日ECサイトNKT official shopを立ち上げ、講演会映像やラジオ音源、Tシャツなどの販売を開始。またYoutubeに公式チャンネルNKT official channelも開設した。このチャンネル開設にも、昨年の「地上波テレビはオワコン」騒動が大きく影響しているのではないだろうか。おそらく当時ブログに綴った意見は今も変わらず、むしろ騒動を機に加速した側面もあるかもしれない。

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