瀬戸康史が立候補! 百花繚乱の中堅俳優で「父親役」を演じる役者は限定的

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瀬戸康史Twitterより

 4月3日発売の「女性自身」(光文社)に俳優・瀬戸康史(29)のインタビューが掲載されている。18年1月期のドラマ『海月姫』(フジテレビ系)で女装男子を演じ、「私よりも可愛いんですが……」「瀬戸きゅんが目の保養過ぎてヤバい」と女性視聴者を釘付けにしていた瀬戸康史。同記事によると、最近の悩みは、女装のために剃っていた脚の毛が伸びてきて「めっちゃかゆい」ことだそう。そして5月18日で30歳になる俳優・瀬戸康史の目標としては「20代は、いい作品、共演者、スタッフさんに巡り合え、自分なりに駆け抜けた10年でした。30代は、お父さん役もやれるような役者になりたいですね」と語っている。

 たしかに、これまでの瀬戸康史は、千葉雄大や神木隆之介などとともに”ヌクメン”“フェアリー男子”と呼ばれるような中性的で可愛らしい青年という印象が強く、父親役と聞くと違和感を覚える。しかし、一般社会で考えると30代の父親とはごくごく普通だ。にも関わらず、瀬戸康史に限らず現在活躍している30歳前後の俳優で父親役を演じる人は少なく、父親役と独身設定のラブストーリーのどちらもこなせるという俳優は、実は稀な存在だ。

 一方で、俳優たちは私生活において続々と父親になっている。松山ケンイチ(33)は3児の父親、瑛太(35)と小栗旬(35)は2児の父親、藤原竜也(35)、松田龍平(34)、鈴木亮平(35)にはそれぞれ1児、山田孝之(34)は現妻との子供ひとりと元交際相手との間に1児をもうけている。しかし、2015年に小栗旬がドラマ『コウノドリ』(TBS系)で父親役を演じたことは記憶に新しいが、他俳優が演じているところなどほとんど観ない。もちろん、同世代の独身俳優・綾野剛(36)、高橋一生(37)、星野源(37)たちに関しても同様だ。

 他方、私生活も独身の玉木宏(38)は徐々に父親役を演じ始めている。15年のドラマ『残念な夫。』(フジテレビ系)で0歳の娘の父親役を務め、18年4月期のドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系)では、12歳の娘の父親を演じる。

 また、私生活でも父親の田中圭(33)は『びったれ!!!』(テレビ神奈川他)『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)など、同じく2児の父親である塚本高史(35)は『そのときは彼によろしく』『配達されたい私たち』(WOWOW)『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)などでそれぞれ父親役を務めている。

 前述したようにこれほどたくさんの魅力的な中堅俳優たちが百花繚乱にも関わらず、父親役を演じる役者は限られている。瀬戸康史が望み通り、30代のうちに父親役を演じていけば、他の俳優陣と差別化する大きな強みとなるだろう。「瀬戸きゅんパパかっこいい!」と盛り上がるに違いない。

(ボンゾ)

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