坂上忍の暴言・恫喝・パワハラ体質の正体 「追い込まれて精神が崩壊するちょい手前くらいが気持ちいい」

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坂上忍 オフィシャルブログより

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 417日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)に、マツコ・デラックス(45)が「今一番凄いなと思う人」として坂上忍(50)が出演した。本業は芸歴47年の超ベテラン役者、と紹介された坂上忍。1972年から80年代にかけて子役として活動していたのは事実だが特に2010年以降はバラエティの仕事がメインで役者としての仕事が本業といえるかは疑問が残る。マツコも「若い子たち坂上さんが役者だって知らない」というが、しかし「あたし、ドラマじゃなくてもテレビで見てる坂上さんを見てて、役者さんからこうなった人だから、こういう(売れっ子テレビタレントという)流れになったんだとすごく思う」「あたしとはやっぱ違う、役者さんだなって思う」とベタ褒め。

 3歳で子役デビューした坂上忍は14歳で個人事務所を立ち上げており、業界の大手芸能プロダクションに属したことがないため「業界のことイマイチよくわかってない部分もあるかもしれない」と話す。それゆえ業界的な指示に「従ったことがない、最終的には自己判断だからね」という坂上を守りたいという意識なのか、マツコはこう熱く叫んだ。

「坂上さんと仕事をしている全スタッフに言いたい。批判も全部、坂上さんにいくようになっちゃってるのよ。もうちょっと坂上さんを守れ!」

 たしかに坂上忍は、視聴者によってオンライン上に批判コメントを書かれることの多いタレントだが、しかしそれはスタッフが彼を守っていないためなのだろうか。また、誹謗中傷としかるべき批判とは別物だ。坂上もマツコも、両者を一緒くたにして便所の落書き扱いしていないだろうか?

 坂上忍は415日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)にも、ヒロミ(53)、伊達みきお(43)と共に出演、3名で最近のバラエティー番組やそれぞれの芸能活動の方向性について語り合った。その中で、坂上忍が「ネットの書き込み」について苦言を呈する場面があった。

 伊達みきおが「ネットの意見って、坂上さん見たりするんですか?」と質問。坂上忍は「一切見ません。そういう匿名のものは見ません、ぼくは」「こっちは顔出ししてやってるわけだから」と回答した。するとヒロミは「(ネットの意見を)気にすんの?」と伊達に問いかけ、坂上忍も「今、ネット民に、カメラに向かって言ったほうがいいよ」と促す。伊達は「何を言えばいいんですか?」と困惑しながら、カメラに向かって「(ネットの声を)気にしてねぇかんな!」と強気な態度をアピールして見せた。しかし、坂上忍の思惑は違ったようで、「『気にしてねぇかんな』じゃなくて、『無責任なこと言うな』って(言え)」と指示を出した。

 この振りに伊達は応じたのだが、「無責任なこと言うんじゃないよ。みんな顔出して言うんだよ」と段々優しい口調になっていき、最後には「ありがとうございます。いつもありがとうございます」と感謝。好感度芸人らしい立ち回りに、ヒロミも「そこだな! 最後にそれがないと」と笑う。結局、伊達の笑顔で丸く収まったが、坂上忍がネットの匿名書き込みを「一切見」ず、「無責任なことを言うな」と考えていることについては、やはり異論がある。

 匿名だからといって、その批判に一切耳を傾けず、自分自身の放言を省みない坂上忍の態度は、自身がテレビという強い影響力を持つ媒体でどれだけ発言権を得ているかを考慮していない。“無責任な発言”という点では、ネットの匿名書き込みと相違ないレベルの坂上忍の放言、暴言は枚挙に暇がない。

 MCを務める週5放送の『バイキング』(フジテレビ系)における傍若無人な態度、共演者への暴言、恫喝めいた大声などをはじめとして、セクハラやパワハラなど時事問題への向き合い方など、坂上忍には数多くの“批判”が向けられてきたし、wezzyでも追ってきた。

 同番組以外では、昨年放送された『おしゃべりオジサンと怒れる女』(テレビ東京系)で、元セクシー女優・峰なゆか(33)が「男は浮気する生き物」などとやたら“主語”を大きくして語る人々に「それは違う」と苦言を呈した際に、坂上忍は「基本的に会話は、差別がないとつまらない」と反論。坂上に言わせれば、「男は浮気する生き物」といった偏見をなくすと、つまらない会話になるという。

 マツコ・デラックスが坂上忍と親しい友人関係にあることはわかるが、「批判も全部、坂上さんにいくようになっちゃってる」現状は、坂上自身に理由があることは明らかだ。もちろん、スタッフが坂上をコントロール出来ない、あるいはしようとも考えておらず好き勝手に暴れさせたいという意図もあるのかもしれないが。

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