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『正義のセ』吉高由里子の“等身大のお仕事ドラマ”なのに醸し出す余裕

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『正義のセ』 オフィシャルサイトより

 いよいよ春ドラマスタート。今回は『正義のセ』(日本テレビ系・毎週水曜22時放送)に主演する吉高由里子さんについて。『東京タラレバ娘』(2017年)に続く今作品で、日テレ水10の顔になった印象の吉高さん。ああ、それ以外にもハイボールとか、本好きな朝ドラヒロインとかいろいろな顔が浮かんできますね。今回は、今年30歳というひとつの女の節目を迎える彼女について。おお……まだ三十路前だったという若さにも驚く、その貫禄はなんだろう?

”横浜地検港南支部の新人検事・竹村凛々子(吉高)。もともとの真っ直ぐの性格と表裏一体するように頑固モノで、つい事件に感情移入してしまうため、凛々子の担当事務官・相原勉(安田顕)にサポートしてもらいながら、真相を探していく。交際歴4年目の恋人・中牟田優希(大野拓朗)との恋愛模様も気になるところ”

 小さい頃から憧れていた仕事に就いて、正義感に燃える凛々子。熱くなる気持ちを専任事務官の相原に「老婆心ながら一言」と苦言を呈される様子が第1話を終えての見どころかも。

 まだ1話ということで、個人的にはいろいろとリクエストしたいところがありました。まずは同僚の検事役・三浦翔平はヒール役としてもっとゴンゴン絡んでくれ。そして朝ドラ『わろてんか』(NHK総合・2017年)では“リリコ役”だった広瀬アリスが、凛々子のただの妹役で終わらずに何かやらかしてくれないだろうか。普通の役は彼女に似合わないと思います。

 リクエストをもう少し。検事モノといえば大ヒットドラマ『HERO』(フジテレビ系・2001年~)がどうしてもチラついてしまうけれど差別化してほしいところです。今回の作品内では「だから女は!」といった発言が、凛々子に対して散見されたけど、それも徐々に解消されていくことを願わんばかり。

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スナイパー小林/小林久乃

文筆家、編集者、エンタメ&テレビドラマ評(コラム)からの愛酒家。出版社2社で女性ファッション雑誌、情報誌の編集部員を経て、まんまとフリーランスに。ライターの先生や地方で講演と楽しいおしゃべり仕事もしてます。静岡県浜松市出身。アラフォーで正々堂々の独身を誇る…。

@hisano_k

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