更年期うつ症状から回復した早苗さん・51歳「まわり道せず、適切な治療を受けられる女性が増えてほしい」

【この記事のキーワード】

私に起こったすべてのこと――息子には包み隠さずに話を

――HRTは続けようとお考えですか?

「細く長く続けたいですね。まだ当分はいまの体力を保っていきたので。過剰に補充するわけではなく、自分の生活に必要なホルモンの量でいいと考えています」

――家族の雰囲気も変わりましたか?

「私が変わったことで、やはり家族の雰囲気もよくなりました。息子にも自分の身に起きたことをすべて話したんですよ」

――それは素晴らしいですね。私は、男性も更年期はもちろん、妊娠や出産、生理についてももっと正しい知識を得てほしいと常々願っているので。

「彼が将来結婚してパートナーができたとする。そうすると、その方にも遅かれ早かれ更年期はくるわけですから。そのときに夫に知識があるのとないのとでは対応の仕方がまったく違うと思います。パートナーにその症状がでたときには、ちゃんと理解して寄り添ってほしいんです、息子には」

――まったく同感です。この連載は男性にも読んでほしいんです、世代を問わず。もちろん若い世代の女性にも「更年期にはこんな症状があるんだ」と、心のどこかで覚えておいてほしいといつも願っています。

「わかります。私が今回取材をお引き受けしたのも、同じ思いからです。私が話すことで、どこかの誰かが『私のこの不調は更年期なのかも』と気がついてくれたならいいなと。まわり道をすることなく、すぐに自分に合った治療を受ける女性が増えてほしいからなんです」

――その思いはきっと読者の皆さんに伝わると思います。今日は貴重なお話をありがとうございました。

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