山口達也のアルコール依存症報道をジャニーズ事務所が潰した! 奇行・酒癖の悪さを業界内では心配されていた

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 それから少しして、週刊誌のスクープ担当記者たちから「山口達也が重度のアルコール依存性で、郊外の病院に極秘で通ってる」という話を聞かされて驚いちゃったんだけど、その時もまだ信じていたのよ。だってだって達兄ィだもん、何かの間違いだって思うじゃない。で、粘り強く張り込んで周りの人から証言をとって、写真入りでスクープを撮った編集部が、その紛れもない事実をジャニーズ事務所に突きつけたら「通院は本当なので掲載OKだけど、文中の“アル中”という文字だけは一切、排除して欲しい」とのお達しがきたらしく、「スクープじゃなくて、バリバリ忖度のほのぼの癒し記事になっちゃったよ。全面的に潰された!」ってめちゃくちゃ憤っていてね。

 業界内では達兄ィの蛮行は噂になっていて、みんな「山口達也に一体、何が起きてるんだ?」って心配していたのは本当なの。だから「悪酔いして未成年女子に強制わいせつ容疑」との報を聞いた時も、みんな達兄ィのことは大好きだけど、正直「やっぱり来たか、この時が!」って感じで、ため息しか出なかったの。事務所の反応も早くて第一報の翌日には本人による謝罪会見が行われて、号泣する姿を見ていて情けないやら、悔しいやら……。

 謝罪会見のすぐあとに後輩の小山慶一郎くんが『news every.』(日本テレビ系)でこのニュースを扱っていたけど、本人も『ZIP!』のメインMCだけど、キャスター業を務めるメンバーや後輩たちがいっぱいいるわけで、彼らがどんな思いで“ニュース”として伝えたのか、その心情を考えるとこっちまで胸が潰れそうよね。慶ちゃんなんて一生懸命に涙をこらえていて……。櫻井翔くんが担当する月曜日の『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でも扱わなくちゃいけなかったら、いろんな意味でもっと大変だっただろうしね。

 会見で報告されたのは、現時点では「無期限謹慎」とのことで、ファンの皆さんが心配していた“脱退”という最悪のシナリオは免れてホッとしたけど、TOKIO25周年を迎える大事な時期だったのよ。「久しぶりにライブで暴れたい!」って言ってたのに、どーしてくれんのよ? 長い長いファンの皆さんはデビュー記念日である今年の921日から来年のその日までを「TOKIOイヤー」として「最高の1年に」と決めて全力で応援していこうとしてたのに、あんまりじゃない。

 仲間意識がどこのグループより高いTOKIOは、昔から「連帯責任」が合言葉だったから、今回もコメントはもちろんだけど、グループ全員が謝罪を態度で示していくだろうけど、活動はどうしたって狭まるだろうし。つい来年の921日に謹慎がとけるんじゃ? なんて淡い夢を見がちだけど、果たしてそこを「最高の復帰ステージ」にしていいものかどうか?    その答えはまだまだ先になりそうね。

 何よりこれは、泥酔して全裸で騒いだとかじゃなく、明快に被害者の存在する事件。「被害者が存在するのは、山口達也が加害したからで」。会見ではジャニーズ事務所の顧問弁護士さんが、被害者の親御さんからの「許せることではない」というコメントを読み上げていたけれど、泥酔した大人の男から強引に迫られた女子高生がどれだけ怖い思いをしたかを考えれば、そう簡単に謹慎をとくわけにはいかないし、たった一年ちょっとで復帰ステージなんてありえないでしょうね。

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