SexyZoneマリウス葉にモー娘。‘18、浪人しても大学進学を目指すアイドルたちを応援する芸能プロダクションの本音

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アンジュルムの和田彩花は美術史で大学院にまで進学

 ちなみに、モーニング娘。と同じくハロー!プロジェクトに所属するこぶしファクトリーのリーダー・広瀬彩海もまた、今年3月の大学受験に失敗し、来年の受験に向けて、浪人しながら芸能活動を続けることを宣言している。

「かつての芸能界であれば、事務所のほうから『大学など行く必要ない。仕事をしろ』と言われるアイドルも多かった。しかし今は、大学で学ぶことが仕事にもつながるような時代です。有名大学に入れば“高学歴アイドル”などといった“キャラ付け”にもなるので、大学進学を勧める事務所も増えている。ハロプロの場合は、スケジュールが過密なモーニング娘。’18を除けば現役大学生もいますし、なんなら大学院生もいますからね」(前出・芸能事務所関係者)

 ハロプロ全体のリーダーでもあるアンジュルムのメンバー和田彩花(2019年にハロプロを卒業すると発表)は、現役の大学院生。美術史を研究しており、美術をテーマにした『アンジュルム和田彩花のビジュルム』(東海ラジオ)なるラジオのレギュラー番組を持っているほか、美術関連の書籍も出版。大学院での研究が仕事にもつながっている。また、昨年6月に解散した℃-uteの鈴木愛理は2017年3月に慶應義塾大学を卒業しているが、その後同大学の研究員として学んでいた時期もある。

 ジャニーズ事務所にも大学院生アイドルはいる。ジャニーズJr.内ユニット・Snow Manの阿部亮平は、今年3月に上智大学大学院理工学研究科を卒業。ジャニーズ初の「院卒アイドル」となった。さらに阿部は気象予報士の資格も持っており、異色の秀才アイドルとして人気なのだ。

「大学に通うことで仕事が増えるケースは本当に多いと思います。一方で両立できずに中退してしまうと、批判にさらされてしまう可能性もある。実際、Hey! Say! JUMPの岡本圭人が中退を発表した後、一部のファンから『甘えるな』といった声もありました」(前出・芸能事務所関係者)

 仕事の幅が広がると共に、「学びたい」という健全な欲求を満たせるという意味でも、アイドルの大学進学はメリットが大きいといえよう。しかし、売れっ子アイドルになればなるほどスケジュールは過密となり、大学との両立はなかなかハードルが高く、もしも中退となってしまった場合は岡本のように「情けない」との評価を下されてしまうというデメリットも。つまり、アイドルの大学進学はハイリスクハイリターンな“カケ”という側面も否めない。

 とはいえ、さまざまな夢を持って学びたいと考えるアイドルたちの意志を尊重する芸能事務所が増えていること自体は喜ばしい。彼らのその後の長い人生を考えれば、アイドルを続けるのもよし、学業に専念するもよし、もちろん両方選んだっていいだろう。人気アイドルたちには、悔いが残らないよう自分の人生を自由に選び、輝かしい未来に向かって歩んでいってもらいたいものだ。

(青野ヒロミ)

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