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法社会学者に聞く、TOKIO山口達也の“犯罪分析”

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NHKサイドの責任も問われるべき?

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5月2日の記者会見にて質問に答えるTOKIOメンバーの4人(写真左より長瀬智也、国分太一、城島茂、松岡昌宏)。

 山口達也と被害者の女子高校生が出会ったのは、NHK Eテレの教養バラエティ番組『Rの法則』であったとされている。一般人であれば、出会い系アプリを駆使するなどしない限り、50歳を目前にした大人と高校生とが接点を持つことなどなかなか難しいだろう。しかし芸能活動をしていれば、むしろ未成年の側が好意を持って近づいてきさえする場面も多いと思われる。なればこそ、成人タレントの側には強い自制心が必要とされるということであろか。

「もちろんそうです。今回の事件ではひとえに、問題行動におよんでしまった山口達也氏の側に責任が帰せられることは間違いない。ただ、彼と女子高校生とを出会わせる場を結果として提供してしまったNHKの責任も、多少なりとも問われてよいのではないでしょうか。番組の性格上、未成年の出演が必要とされることも多々あるでしょう。となれば、未成年が犯罪に巻き込まれることを避けるためにも、成人タレントと未成年出演者とが連絡を取り合えないような環境作りへの配慮など、テレビ番組の制作において今後はより強く意識されてしかるべきだと思いますね」

 実際、『Rの法則』は現在、放送休止となっている。犯罪抑止という観点からも、そしてタレントとタレントを愛するファンのためにも、ひとり山口達也のせいにして終わらせていい事件ではないのかもしれない。

(構成/wezzy編集部)

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