「性的同意」について知ること。大学生にとって性暴力は身近な出来事だから

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ユキさん:同意っていう概念には「相手を尊重する」っていうことが含まれていて、それがすごく重要だと思っています。加害側になってしまう人たちって、性暴力を他人事だと思っているのかな。自分の身近な人や大切な人が同じ被害に遭ったら自分はどうするのか? っていう考え方ができるようにならないと、加害側ってなかなか変わらないんじゃないでしょうか。

かずまささん:自分はその問題について何も知らないんだ、っていうことを、まずは認めてほしい。そしてその瞬間から変わってくれればいいですよね。ジェンダー、性に関することじゃなくても、マイノリティになるつらさとか生きづらさを感じた人たちから、徐々に気づいていけるのかな。

ーーありがとうございました。20代前半の、若い方たちがこうやって性暴力のことについて真面目に考えて活動してくれていること自体をとてもうれしく思います。

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 私も被害に遭って以後ずっと自分を責めつづけていて、それが一番つらかったので、「セクシャルコンセント」という概念がもっともっと広まってくれれば、多くの人が苦しみから抜けられるのかなと感じました。

 今回のお話にもありましたが、私が#Metooの告白をしたときも、日本よりもフランスなど海外の方からの反応が大きくありました。欧米ではこの概念が当たり前になっているからこその、反応だったのですね。やはりセクシャルコンセントについて、もっと教育の場で教えてほしい、若い学生さんだけでなくいまの世の中を生きているすべての世代の人たちに知ってもらいたいです。私もこのハンドブックを広めるためにがんばろうと思いました。

 自分には関係のないことだと思っている人がとても多いように感じますが、本当にそうでしょうか? 私もずっとそう思い、向き合うことなく過ごしてきてしまいました。しかし私は被害者でした。

 いまこそ、すべての人が考えるべきときなのだと思います。そんな世の中になるために、まずは気づいた私たちから少しずつ、少しずつ、輪を大きくしていけば。

 そんな思いでこれからも発信を続けていこうと思います。

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