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石田ゆり子のインスタ炎上、どこがいけなかったのか?

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石田ゆり子Instagram

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 石田ゆり子(48)のInstagramが“炎上”したという。57日、石田ゆり子はInstagramに、<さきほど、ちょっと服を見たくてとあるお店に入ったのですが…あの、わたしいつも思うんですが 当時があるときは呼びますから どうかどうか 放っておいてください…ゆっくり見たいんです 黙って見たいんです 自分と対話しながら見たいんです それだけ言いたくなりました>と、アパレルショップでの接客について思うことを綴った。

<相性、みたいなものもあるような気もします。そのときの気分もある。でも、手に取るものすべてを、それは~です それ、わたしも持ってます それは素材が~~と それはやはりちょっと疲れてしまうんですね。つかずはなれず。距離を保つ。察する。というのはやはり必要かと思うのです。ふぅ~>

 店頭で洋服を選ぶ際に、話しかけられると緊張するなどして落ち着いた気持ちで商品を見ることができないため、そっとしておいてほしい……と願う人は男女問わず少なくないだろう。TwitterなどのSNSでもしばしば話題になるネタで目新しい話ではない。

 石田ゆり子のInstagramにもユーザーから共感の声が寄せられたが、しかし他方で批判の声も少なくなかったのだという。投稿は既に削除されてしまっているが、どうやら4000件以上のコメント(スパム含め)が寄せられていたらしい。

 ちなみにそれまでの石田ゆり子のInstagramに寄せられるコメント数はというと、5月以降の投稿では、最も多いもので約1,800件、少ないもので約161件(59日時点)。件の投稿につけられたもの全部が全部批判的なコメントだったわけではないとしても、反響が大きかったことは確かなようだ。Instagramはフォローしていないユーザーからもダイレクトメッセージが届くため、直接的な非難も浴びたのかもしれない。

 翌58日に更新したInstagramで石田ゆり子は、7日の投稿を削除したことを報告し、<色々考えましたが…。しかしわたしは接客すべてを全否定など全くしておりません。そういうことじゃなく日々のおもったことを書いただけなのですが。…きをつけますね。たくさんのご意見ありがとうございました>と、胸中を明かしている。ちなみにこの投稿に寄せられたコメント数は約5000件(59日時点)。

 ブログ、TwitterInstagramなどのいわゆるSNSに自分の考えや思いを書くのは一般的な使い方だが、特に注目されやすく好感度の高い芸能人は、影響力も強く、相当慎重に言葉を選ばなければ問題化する。Instagramは木下優樹菜や優木まおみも何度も“炎上”したことがあり、鍵をかけ承認したアカウントしか閲覧できない状態にしている工藤静香もSMAP解散や夫・木村拓哉に関してコメント欄で論争が巻き起こったことがある。コメント欄のユーザビリティが高いとは決して思えないのだが、意外なほど論争の場として活用されているようだ。

 雑誌でのインタビューはどれだけプライベートな内容を話しているように見えても、事務所(マネージャー)チェックなしに掲載されていることはありえず、そのぶん、第三者のチェックを経ていないSNS投稿(今ではそれが主流だと思うが)は、注目を集めやすい。芸能人が愚痴やモヤモヤした感情を吐き出すことは珍しいため、より話題になる。感じ方は人それぞれなので、共感も批判も両方あるだろうし、また愚痴めいた内容(=ネガティブ)を投稿すること自体に嫌悪感を持つユーザーもいるだろう。

 そうした観点から見ると、石田ゆり子の57日の投稿は当たり障りない内容とは言い切れないのかもしれない。とはいえ彼女は公式に発行しているエッセイ集などでも同じように「思ったこと」を綴っており、ファンにとっては別段、違和感のある投稿ではなかっただろう。誰でも無料で閲覧でき、どんどん拡散していくことはSNSのメリットであると同時にデメリットで、その芸能人のファンではないネットユーザーの目に止まり中傷につながるなど、いわゆる“内輪感”が全く通用しない。だからといって、差別的であったり誹謗中傷にあたったりするわけではない日常的なボヤきのような発言に“批判”が相次いで“炎上”し、発言を制限されるのはおかしなことである。

 石田ゆり子は9日にも長文を投稿した。あらためて<わたしの、あくまで一個人の思いが その業務全体への批判にすり替わってしまい 論点がすでにずれていて とてもよくない雰囲気になりつつあったので 思い切って削除しました>と7日のポストを削除したことについて説明。Instagramを<わたしにとっては日々の記録。自分の日記のようなものです>とし、<もちろん女優という仕事柄 影響力をもってしまうことは わかってはいるのですが それでもやはり 自分の言葉で 思ったことを正直に 綴る場でありたいです>と表明した。そうした使い方を彼女のファンも望んでいるだろう。

中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

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