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『モンテ・クリスト伯』第5話でついに殺人、毒殺犯の棲む屋敷!全員を不幸にする復讐劇はさらにヒートアップ

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悪魔とは誰か?

 いよいよ殺人計画実行の日が来た。娘の大事な婚約者が家に来ているのに、入間夫妻は真海にディナーに招かれたためにおもてなしもしないで真海邸に出かけてしまった。ただただ屋敷のダイニングで晩酌するだけの出口と未蘭、あんたらそれで楽しいのか? これから人を殺さなければならないという重圧で、未蘭の作ってくれる酒を飲みまくってフラフラになってしまった出口だが、未蘭が席を外したすきに意を決してハンカチを濡らし、貞吉の部屋へ赴く。

 ところが。戻ってきた未蘭が見たものは、貞吉の部屋で泡を吹いて倒れている出口の姿だった。これは意外な展開、想像を裏切ってきた! すぐさま父・公平に指示を仰ぎ、事件性があったとしても隠蔽可能な病院へ出口を搬送。残念ながら出口はそのまま亡くなり、「奥様が亡くなった時と症状が似ています。事件性の疑いも考えて病理に回したほうが」と医師は進言するも、入間は「入間の家で殺人事件だなんて公にするわけにはいかない」とこれを拒否し、出口の死は心不全として処理された。

 犯人は全身麻痺の貞吉なのか? 今回のエピソードでは、入間の後妻である瑛理奈(山口紗弥加)が、未蘭の小学生時代の家庭教師であり、未蘭の母親が急逝した際に彼女を親身になって支えてくれたことが未蘭の口から明かされた。出口の死体を発見してしまいショックを受けている未蘭に母親らしく寄り添い(幼い息子はこの日どこに行っていたんだろう)、「大丈夫だからね。きっと、これからいいことあるからね」と励ますなど、財産目当てのハイテンションな若妻かと思いきや意外といいやつだった……と視聴者を油断させたところで、大・ドン・デン・返し! 入間家に巣食う悪魔こそ、瑛理奈だったのである。

 13年前の毒殺事件が瑛理奈の仕業であるとは、警察官僚の入間公平もまッッッッたく気づいていないのに(間抜け)、どういうわけだか卓越した諜報能力を持つ真海は事件の真相を熟知。瑛理奈が出口を殺害するよう、出口名義で「瑛理奈の犯した罪を知っている」という趣旨の手紙を送りつけていたのである。真海の思惑通り、瑛理奈は第二の殺人を犯した。さすが山口紗弥加がただの若妻で終わるわけがなかった。

 この大事件が起こった裏では、真海がすみれと予期せぬ再会を果たしていた。復讐対象の三人の男たちとは堂々と面会し関係を構築しているにもかかわらず、すみれと会うことは頑なに拒んでいた真海。そりゃそうだろう、愛した人だもの。すみれは、真海が第3話で開いたホームパーティー(すみれは欠席)に招かれた客が、入間・神楽・幸男という「暖に関係のある人物」だけだったことに胸騒ぎを覚えていた。意外と勘が鋭い。

 すみれに切実な様子で「今、幸せですか?」と問いかけられ、真海は「ええ、とっても」と微笑む。「よかったです。真海さんが幸せに生きていて、本当によかったです。さようなら、お元気で−−」。ひょっとしたら、すみれは真海が暖と同一人物であるという確信を持って屋敷に乗り込んできたのかもしれない。そんなすみれと幸男が、次回第6話ではついに危険にさらされる。しかも幸男への復讐心を燃やしているのは真海だけでない。真海の差し金により幸男とすみれのマネージャーを務めているスパイの江田愛梨(桜井ユキ)は、幸男に並々ならぬ恨みを抱いているようだ。今回は出番の少なかった大倉忠義が、次回は徹底的にいたぶられる。正座して待ちたい。

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