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二宮和也の天才的なアドリブと洞察力…努力を見せない男の“隠れた努力”を目撃!

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 さて一方、前評判はダントツで高かった岩田剛典主演の『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)も、案の定『崖っぷちドラマ!』と呼ばれちゃってて可哀想。岩ちゃん、人気占い師のしいたけさんに相談に行ったのに、崖っぷちに追い込まれたまま。日曜夜のドラマ枠がまだ定着していないのかもしれないけど、あのホテルが再建する前にバイバイだわぁ。

 7月クールは加藤シゲアキ初主演ドラマ『ゼロ  一攫千金ゲーム』に決定して、もうまもなくクランクインよ。何と小山慶一郎、増田貴久、手越祐也とNEWSのメンバーも全員がどこかで友情出演するそうだし、あっと驚く事務所の後輩も出演するとかで話題作りには事欠かないんだけど、大丈夫かな? ぜひいいニュースだけを聞かせてちょーだいね!

 そんな不調の4月ドラマだけど、視聴率的に第4位につけているのは、忘れちゃいけない二宮和也主演の日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)。当初は米倉涼子主演の大ヒット作『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)を超える医療ドラマと噂されていたんだけど、それは置いといて。やっぱりニノの演技力は卓越していると認めざるを得ないわよね。

 よく「二宮和也は天才!」と評されて、今回のドラマのインタビューでも「あなたは自分が天才だと思いますか?」と、いろんな人から聞かれちゃったんですって。アツも悔しいけど、昔からちょいちょいこの質問を繰り返してきたの。何かあの演技を見ていると、自然と聞きたくなっちゃうのよね。

 そのたびに苦笑いされて「天才? 天才ってどんな人だろうね。何なんだろう?」なんてはぐらかされて。「共演する女優さんたちにもよく聞かれるのよ。『あの演技はどうやったんですか? どんな役作りをするんですか?』って。まぁその都度、何とか答えるんだけどさ。同業者から興味を持たれるのは嬉しいよね」と至ってクールなニノなんだけど、一緒に仕事をしたことがあるドラマプロデューサーたちは「二宮和也は決して天才として生まれたわけじゃなくて、努力の上に成り立った天才なんだ!」って、みんながみんな言うの。でも「その努力する姿は人に見せない」のがいかにもニノらしいけど。

 ドラマの現場には台本は持ち込まない。どんなに忙しくてもセリフはすべて頭に入っていて、手に持っているのはゲーム機だけ。今回も小泉孝太郎さんが「本番直前までゲームをしてる。どうやって瞬時に役になり切れるのか、本当にわからない。僕には信じられないよ」と驚いていたけれど、いつもこんな感じ。

 スタジオ前室では、タバコをくゆらせながら竹内涼真くんや葵わかなちゃんの話し相手になったり、悩み続ける涼真くんにさりげなくアドバイスをしたり。アドリブもプロデューサーの度肝を抜くようなものをすんなりやっちゃって、その全部がドラマ細部にまで気を配った的確なアドリブなんですって。今までいろんな後輩たちがニノからアドバイスをもらってたけど「とにかく上から目線じゃないの。絶対に偉そうじゃなくて、本当にハッと気づかせてくれる一言をくれる。二宮さんの観察力ハンパない」と誰もが絶賛するのよね。「他人に興味ない」風を装いつつも、実はちゃんと見ていて、何気なく重要ポイントを伝えていく。ニノったら、なんてカッコイイんでしょ。

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