斉藤由貴の不倫記者会見を見た長女の言葉「普通のお母さんより…」

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斉藤由貴『ETERNITY』(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)

 女優の斉藤由貴(51)が516日放送の『1週回って知らない話』(日本テレビ系)に出演。さらに大学生の長女がVTR出演して母親の知られざるプライベートの顔を明かした。

 昨年8月に「週刊文春」(文藝春秋)に不倫がスクープされた斉藤由貴。開いた記者会見では、相手男性に好意があると言いつつも不倫関係を否定、しかし9月に入って「FLASH」(光文社)に不倫相手とのキス写真が掲載されるなどといったことがあり、最終的には出演中だったCMやラジオの降板、2018年大河ドラマ『西郷どん』(NHK)の出演辞退など、仕事にも影響が及んだ。現在まで夫と離婚はしていない。

 この騒動を受けて「子供がかわいそう」「こんな母親いやだ」と斉藤を責める声もネット上では大きかった。斉藤と夫の間に誕生した3人の子供たちは全員10代で、長女が大学1年、長男が中学3年、次女が中学2年。昨年の母親の不倫騒動や世間からの批判を知らないわけがない。しかも不倫相手の医師が開くクリニックは家族全員のかかりつけだったというから心境は複雑なものだったのではないか。

 『1週回って知らない話』では、長女がVTR出演しインタビューに応じた。表情をうかがうことはできなかったが、長女の話を聞く限り、「お母さん」としての斉藤は、家事や仕事をきっちりこなし、子供には口うるさかったり過干渉気味な面を持つ、いわゆる“普通の母親”なのだそうだ。あまりテレビを見ないためテレビでの母親のイメージがわからないという長女が「最近見たお母さんのテレビ」は、例の不倫記者会見だという。

 長女は斉藤と2人で食事に出かけて“女子会”みたいにおしゃべりすることもあり、まだ中2の次女は「小学生みたいに」斉藤に甘えているという。中3の長男はパパっ子で「いざ怒ると怖い」父親の言うことは聞くが、「常に怒っている」斉藤のことは甘く見ているらしい。さらに長女は「テレビでフワフワしてるんだったら若干偽りの姿」「(家では)けっこう怒るし、けっこう怖い」「私が外出するとキレる。帰りが遅いと思って」と、家での母の様子を明かす。具体的には、受験期の長女が予備校の後に友達とごはんを食べると伝えただけで斉藤は「なんで友達と食べなきゃいけないの」「まさか彼氏とかいるの?」「彼氏いるの?」と問い詰めるなど長女に言わせれば“ストーカーチック”なところがあり、「本当に怒るとスケバン刑事のようになる」そうだ。

 女優として多くの作品の撮影に臨む一方で、家庭では朝5時に起きて子供の弁当を作り学校の送り迎えをする生活を10年以上続けているという斉藤。加えて不倫もしていた時期があったのだからタフだ。長女によれば、斉藤は仕事から遅く帰っても皿洗いや洗濯、スキンケアもしっかり行うなど「やらなければいけないことを怠らない」そうで、しかしそうやって家事と仕事を両立させている斉藤のことを、長女は「けっこう尊敬している」。また、「一番最終的にいきつくところは女優ですかね」「娘だけど(母親より)女優のほうが濃いなって感じ」「女優オーラは出さないけど伝わってくる」と、自分の母親の職業や立場を理解・客観視している様子だった。

 斉藤から「私大丈夫かな? 普通のお母さんのほうがいいよね? ママみたいなお母さん大変じゃない?」と聞かれると、「普通のお母さんより、私は今の若干スリリングなほうが好きだよ」「いろいろあったし、ドギマギした状態が平凡より楽しいな。そういうお母さんで私はむしろうれしいよ、お母さんのいいところなんじゃないかな」と答えたという長女。斉藤由貴という有名女優を母親に持つことは“普通”とは違うのかもしれないが、子供としてそれを楽しんでいるようだ。もちろん長女が語ったことが果たして本心なのか、第三者にはわからない。今回インタビューに応じた理由も明かされていない。たとえ今母親を受け入れていたとしても5年後10年後は違うかもしれない。VTRを見て長女を不憫に思った視聴者もいただろう。けれど、不倫が露呈した母親は我が子からも恨まれるに違いない、不倫するような母親を持つ子供はかわいそう、などと決めつけられるものでもない。ともあれ、あの大騒動を経ても、斉藤と子供たちは良好な関係だとわかった。

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