草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎が民放テレビ局を離れても活躍していける理由

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草なぎ剛 Twitterより

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 2019年公開の映画『まく子』に、草なぎ剛(43)が出演する。西加奈子の同名小説を原作にした映画で、小さな温泉街に住む小学5年生の男児・慧(山崎光/14)の成長を描いた物語。草なぎ剛は主人公の“ダメな父親”である光一役に抜擢された。群馬県四万温泉でのロケなど撮影は今年3月~4月にかけて敢行、すでにクランクアップしており、草なぎ剛は映画『まく子』公式サイトで次のようにコメントしている。

「『まく子』は、誰しも持っている、どうしても失ってしまう大事な感情、想いを、もう一度取り戻してくれる作品です。僕たちの前にいきなり出てきて、花火の様に僕らの日常を映してくれて、『あいつ、バカだなぁ』って笑いながら、幸せをまいてくれる、この映画も、みなさんにとってそんな存在になる映画だと嬉しいです」

 また監督を務める鶴岡慧子氏についても、「鶴岡監督は、現場を引っ張ってくださって、若い方ですけど、底力があり、ご一緒して、ガッツとパワーを頂きました」と振り返っている。『まく子』への出演が良い刺激になっているようだ。

 新しい地図の三人で主演した映画『クソ野郎と美しき世界』も今年撮影しすでに公開終了。4月14日からは主演舞台『バリーターク』が開幕しており、草なぎ剛は役者として非常に精力的に活動している。『バリーターク』はジャニーズ退所後の初の舞台となるが、4月27日放送の『おはよう日本』(NHK)に出演した草なぎは、同作について「外の世界を見たい、出て行きたいっていうのは、新しい、別の窓を開けている自分の気持ちに重なったりする。だから、人生かけてやります」と語った。

 また『おはよう日本』ではSMAP解散以降の葛藤についても率直に明かしており、「常に不安ですよ。どうなるのかな、とか。(放送していた)番組も終わっちゃったりするし。やっぱりさみしいところもあるし、どうなるかわからない。必死にやらないと、お客さんはついてきてくれない。もう必死です」と吐露。一方で、「怖いな、不安だなとか、それがあるからいいんですよ」とも胸を張っている。舞台演劇や映画ファンからは「演技の天才」という賞賛を浴びてきた彼だが、10代で芸能界デビューしてから30年、積み上げてきたものがあるからこその自負だろう。

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