草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎が民放テレビ局を離れても活躍していける理由

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 決して後味の良いものではなかったSMAP解散騒動以来、ジャニーズ事務所が日本の芸能界において強い権力を持つことから「干される」「スターの座から陥落」などの懸念がつきまとってきた草なぎ剛、香取慎吾(41)、稲垣吾郎(44)の3人。実際に民放のテレビ局が制作・放送する番組で彼らの姿を見る機会が激減したことは事実だ。しかしテレビという枠から一歩外へ出てみれば、彼らの活動に制限はない。むしろ今の3人からはどこかこの現状を楽しんでいるような印象も受ける。

 稲垣吾郎は2019年公開予定の映画『半世界』で主演、阪本順治(59)監督の下で長谷川博己(41)ら実力派俳優と共演した。香取慎吾は自動車メーカーのBMWとコラボしてコンセプトムービーに出演。アーティストとしてもジャニーズ時代以上に精力的に活動しており、今年3月にはアジア最大級のアートフェア「アート・バーゼル香港」でストリートアートを描いている。稲垣と香取はサントリー「オールフリー」、草なぎは同じくサントリー「伊右衛門」、また3人そろって宝くじ「ナンバーズ」のCMに起用されてもいる。SMAP解散~独立までの期間は、彼らに対して、長く世話になった芸能事務所への忠義心に欠け自分勝手で成熟した大人らしからぬ人間性であるかのようなネガティブな報道も多かった。しかし別の見方をすれば、彼らは古巣に縛られず自由な生き方を選んだ柔軟性に富む大人の男性たちであり、ポジティブに捉えることができる。だからこそ、イメージが重要なCM起用が成り立っているのだろう。

 2週間限定で公開された映画『クソ野郎と美しき世界』は当初の目標“15万人”を大きく上回る“28万人”もの観客を動員。チャリティーソングの「雨あがりのステップ」も8万ダウンロードを突破した。同曲は250円でダウンロード販売されているが、その価格から消費税を引いた231円が、日本財団パラリンピックサポートセンターを通じ、パラスポーツの支援にあてられている。5月上旬の時点で、パラスポーツへの寄付金は2,000万円を突破した。

 『ゴロウ・デラックス』(TBS系)という例外はあれど、民放のテレビ番組という最大の無料マスメディアとの接点が途絶えても、このように活躍を続けている3人。もちろん、表に立つ彼らをサポートする優秀なスタッフたちがいてこその活躍でもある。そうしたスタッフが集まってくれることも含め、おそらく、彼らがSMAPとして築いてきた下地は何1つ失われていないのだ。

(ボンゾ)

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