新田真剣佑(21)が出演する映画『OVER DRIVE』が6月1日から公開される。同作は“ラリー”という過酷な自動車競技を題材にした映画で、レースに挑むメカニックやドライバーの熱い絆などが描かれる。新田真剣佑は“攻めの走り”で結果を出す天才ドライバー・檜山直純役で出演。兄でメカニックの檜山篤洋役・東出昌大(30)とタッグを組むW主演作品だ。
4月14日に行われた『OVER DRIVE』完成披露舞台挨拶では、東出が「マッケン(新田真剣佑)がいきなりハグして『アニキよろしくな』と言ってくれた」と初対面のエピソードを披露。現場の雰囲気づくりには、太陽のような新田真剣佑のキャラクターがかなり貢献していたようで、監督との関係も良好。撮影後にみんなでご飯を食べに行った時には、監督と熱い思いをぶつけあって2人で号泣していたという。
『OVER DRIVE』で新田真剣佑は盟友の北村匠海(20)とも共演しているのだが、舞台挨拶では相変わらずイチャイチャ。作中ではライバル役の北村に対し、新田は「敵対する役が出来るのは仲が良いから」と直球でラブコール。北村は「真っすぐな目だな……」と受け止めていた。
東出との初対面ハグもそうだが、新田真剣佑は以前から「相手の懐に潜り込むのがものすごく上手い」とあちこちで評判だ。当然、俳優としても確固たる魅力を持っているのだが、昨今の活躍は人たらしな性格も関係しているのかもしれない。彼は若手俳優の中でも屈指の“コミュ力モンスター”なのだ。
5月10日放送の『VS嵐』(フジテレビ系)では、松本潤(34)が新田真剣佑との仲良しエピソードを告白。「いい意味で気を遣わないで話してくれる」「可愛い」と褒めちぎった。3月3日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では大先輩のムロツヨシ(42)が、新田真剣佑との初対面のエピソードを暴露。ムロは新田真剣佑と話しはじめてわずか5分で「すいませんムロさん。僕アメリカ育ちで敬語苦手なんで、敬語なしにしてもらっていいですか」と言われたという。ムロはそんな真剣佑を「スゴい人懐っこい」とかわいがっている。
新田真剣佑は、“アメリカ育ち”であることが良い方向に作用してるのだろうか。もちろん英語が堪能なことも強みのひとつで、昨年行われたジュエリーブランドのCM発表会では海外モデルのサラ・シュナイダーが「優しくてクールですごい仲良くなれた」と真剣佑の人柄をホメてもいた。海外モデルの懐にスッと入り込んでしまえる日本の若手俳優は決して多くはない。
グローバルな“コミュ力”で共演者と良好な関係を築いていく新田真剣佑。5月22日は東出と『火曜サプライズ』(日本テレビ系)で共演するが、“兄弟”のように息の合ったトークを見せてくれることだろう。
(ボンゾ)