米倉涼子(42)が、5月20日に東京都内で行われた「日経ヘルス」の創刊20周年記念『ビューティーミューズ大賞』のスペシャルトークショーに出席した。大人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)という代表作を持つ米倉涼子。ドラマのキメゼリフは「私、失敗しないので」だが、「失敗なんてない人はいない。私もネット調べるといろんな失敗してると思います。視聴率が取れないとか、頑張ってるのに『老けたな』とか『偉そうに』とか(書かれている)」と、インターネットで自身について書かれた文章を読んでいることを明かした。エゴサーチをしている、またはしたことがある、ということか。
試しに「米倉涼子」というワードでGoogle検索をしてみると、関連キーワードとして提示されるのは「髪型」「離婚」「結婚」「ドラマ」「身長」「旦那」と、主にプライベートに関連する話題が多いが比較的穏当だ。上位に表示されるのは公式プロフィールにはじまり、Twitterのサーチ結果やポータルニュースサイトのまとめページ。あとはスポーツ紙などのネットニュースが多い。なぜか<米倉涼子と噂の安住紳一郎アナが結婚しない理由判明!>なるタイトルのYoutube動画も上位に表示されたが、非公式なうえ信憑性は一切ないチャンネルの「文章を下から上に流すだけ」の動画とも言えない動画である。
しかし米倉涼子は「老けたな」等の一般ネットユーザーのコメントであったり、そうした“ネットの評判”を恣意的にまとめたページだったりを閲覧していることになる。思えば今年4月、藤原紀香(46)が『かんさい情報ネットten.』(読売テレビ)で、オンライン上での誹謗中傷に言及していた。
アメーバでの公式ブログ「気愛と喜愛でノリノリノリカ」で情報発信することも多い藤原紀香だが、中谷しのぶアナウンサーに「情報発信すればするほど、批判とかあるのでは」と言われると、「あるある! 全然ありますよ、そんなん」。そして「昔は(ネットのコメントを)見てた見てた見てた。たぶんみんなに好かれたいと思ってたからだと思う」「(今は)そんなんいちいち見なくなった」「匿名やからって人の悪口言ったり書いたりすると、絶対自分(書いた人間)に返ってくる」との考えを明かした。
「老けたな」という言葉自体は批判というよりも感想、ものによっては誹謗中傷だろう。それをもっとも多く寄せられているのは、やはり浜崎あゆみ(39)ではないだろうか。浜崎あゆみもまた、4月に「ネットの中傷を知っている」ことを明らかにしている。浜崎あゆみはLINEライブへの「太りすぎ」といった反応を受けて、「浮腫みまくりでプロ意識に欠けていた」と公式ファンブログで弁明。スタッフがネット上の書き込みを見て「悔しい」と漏らしていたために、その文章を投稿することにしたのだという。浜崎いわく、「4時にLINEライブやったわたしも、9時半にインスタライブやったわたしも、11時半に帰宅して自撮りしたわたしも、全部本当のわたしだよ」。
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