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King & Prince『シンデレラガール』の初週売上57万枚がいかにすごい数字なのか

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King & Prince『シンデレラガール』通常盤(Johnnys' Universe)

King & Prince『シンデレラガール』通常盤(Johnnys’ Universe)

 King & Princeのデビューシングル『シンデレラガール』が週間で577000枚(オリコン調べ。「Billboard JAPAN Top Singles Sales」では622701枚)を売り上げ、64日付オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。デビューシングルの初週50万枚超えは、2006年にKAT-TUNが『Real Face』で達成した754000枚以来となる。

 この数字がいかに記録的なものなのか。ちなみに、この10年あまりでデビューしたジャニーズ事務所のグループのデビューシングル初週売上枚数は以下の通りである。

2007Hey! Say! JUMPUltra Music Power247000

2011Kis-My-Ft2Everybody Go316000

2011Sexy ZoneSexy Zone173000

2014年ジャニーズWEST『ええじゃないか』262000

2015A.B.C.-ZMoonlight walker8万枚

 握手やハイタッチなどの特典会の有無、発売されたCDの形態数など、それぞれのシングルによって微妙な条件の違いがあるので、ひとくくりに比較するのも乱暴ではあるが、いずれにせよ『シンデレラガール』の577000枚という数字が頭ひとつ飛び抜けていることは間違いない。

 2018年はまだ残り半分近くあるが、それでも、『シンデレラガール』が年間のシングル売上ランキングでかなり高い位置に入るのはほぼ確定的。それは、2017年の年間ランキングと比較してみると明らかだ。

 今回、『シンデレラガール』が叩き出した577000枚という数字を、単純に2017年の年間シングルランキング(オリコン調べ)に当てはめると、10位の嵐『Doors〜勇気の軌跡〜』(626000枚)に次ぐ11位になる。ちなみに、1位のAKB48『願いごとの持ち腐れ』(1392000枚)から、9位の欅坂46『風に吹かれても』(724000枚)までは、すべてAKB48と乃木坂46と欅坂46が占めている。

 同じ嵐でも『I’ll be there』(439000枚、年間11位)や『つなぐ』(435000枚、年間12位)には勝っているし、BTS(防弾少年団)『MIC Drop/DNA/Crystal Snow』(365000枚、年間13位)やTWICEOne More Time』(239000枚、年間24位)といったK-POP勢にも勝っている数字だ。

 『シンデレラガール』の577000枚というのは、あくまで初週の売上なので、二週目以降の累計であれば、70万枚に近づく可能性も十分考えられる。このままどこまで数字を伸ばすことができるのか。

 いずれにせよ、今年はいろいろあったジャニーズ事務所にとっても、CD不況の波が止まらない音楽業界にとっても、King & Prince のデビューは2018年を代表するグッドニュースになりそうである。

(倉野尾 実)

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