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速水もこみちの再現困難な美味レシピを振り返る

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速水もこみち Instagramより

速水もこみち Instagramより

 2011年から長く愛されている、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の看板コーナー「MOCO’Sキッチン」。同コーナーをきっかけに“オリーブオイル”が速水もこみち(33)の代名詞になった。そんな速水もこみちはオリーブオイルだけではなく調味料全般を愛している模様だ。5月30日の放送にも“トゥナパハ”という聞きなれない調味料をカレーに入れて視聴者を沸かせた。

 “トゥナパハ”とはスリランカカレーには欠かせない調味料で、クミンやフェンネルなどを混ぜ合わせて作られた混合スパイス。彼は「みなさんも良かったら是非、作ってみてください」とコーナーを締めていたが、真似しようにも“トゥナパハ”がそこらのスーパーなどで手に入るのかは疑問。なんとamazonでも売っていない!!! そのうえ楽天市場にも商品が存在していないのだ。視聴者からも「『作ってみてください』って言われても…」「あの謎スパイスはどこで手に入るの?」と困惑の声が。しかし速水もこみちはインタビューで「ちいさいときから家庭によく出てくるものって得意じゃなくて」と語ったこともあり、“普通のカレー”を作るわけはない。いわゆる家庭料理ではない料理が好きなのだろう。

 そんな速水もこみちは以前からマニアックな食材や調味料をコーナーで披露し、その都度話題になってきた。よく使うのは、「カイエンペッパー」というスパイス。聞き覚えがないという人も多いかもしれないが、“チリペッパー”の別名で唐辛子が主な原材料となっている。「ディル」も頻出するが、こちらはさわやかな香りを持つセリ科のハーブ。「ボッタルガパウダー」は塩漬けにした魚の卵巣を乾燥させ粉末状にした調味料だ。そう、いわゆるカラスミである。なんておしゃれなんだ。

 また、食材も近所のスーパーではそうそうお目にかかれないものを愛する。「パンチェッタ」は塩漬けにした豚バラ肉で、これを燻製にすると“ベーコン”になる。「アーティチョーク」は“朝鮮あざみ”とも呼ばれるキク科の植物。

 「MOCO’Sキッチン」のレシピを再現するにはこのような食材を集めなければならないのだが、一般庶民にはなかなか難しい。しかし真似できないのは食材集めに限った話ではなく、時折平野レミも顔負けな斬新すぎるレシピを紹介することもあるのだから面白い。昨年8月の放送回では、イサキ丸まる一匹にハーブ(ローズマリー)を何本も突き刺したオーブン焼きをつくり、視聴者に衝撃を与えた。

 料理に向かう並々ならぬ情熱とこだわりを持つ速水もこみち。鰹節専門店のアンバサダー就任式では調理を生披露したのだが、出来栄えが気に入らなかったのか「全然失敗じゃないんですけど、もう一回だけやらせてください」と提案し、ガレットの生地を最初から作り直している。

 また、オリーブオイルのみならずオリーブの果実へのこだわりも強く、5種類のオリーブとオリーブオイルを使ったオリーブのポテトサラダを披露したことも。ちなみに昨年12月には小豆島でオリーブの新品種が開発されたので、おそらくもこみちのテンションが上がったことだろう。

 少し前は“料理関連の仕事で荒稼ぎしている”などと週刊誌に報じられていたが、それのどこが悪いのだろうか。完全に「キッチンパフォーマー」としての地位を確立している速水もこみち。今後も創作料理の腕を磨き、我が道を追求してほしい。

(ボンゾ)

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