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工藤静香が娘の華々しいデビューでも叩かれる理由

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 同誌記者から「多くのメディアがキムタクと工藤の裏切りが解散の原因だと書き立てている」と質問されると、工藤は「私にそんな力はないです。木村静香としてプライベートでは彼の一部ではありますが、仕事では『付属品』にもならない存在。工藤静香とSMAPは何の関係もないんだから」と返した。工藤静香とSMAPが関係ないというのは正論だろう。しかし、さらに「私たち、悪いことなんて何もしていませんから。堂々と生きていますから」「裏切り者だなんて…誰かが裏で仕組んでるのかなって思っちゃう」、「(他のメンバー)4人の方々がどうお考えなのか。それぞれの価値観の問題です。なのに、どうして私たちが”裏切り者“呼ばわりされなきゃならないの!」と、饒舌に語ったことは迂闊だったのかもしれない。

 この当時は解散騒動で夫と共に渦中の人となり相当うっぷんもたまっていたのだろうが、いま改めて工藤の発言を読み返していても、相当強気なことに驚かされる。さすがは元ヤン。また<木村静香>というファンにとっては最も聞きたくない禁忌も大胆にもぶちこんでおり、彼女がこのインタビューを受けるにあたっていかに腹をくくっていたかがよくわかる。

 ジャニーズファンから稀代の悪女呼ばわりされている工藤。もちろんそうした悪意ある評価は本人にとって不服だろうが、だからこそ、愛娘を工藤静香の娘と色眼鏡で見られるような日本社会に閉じ込めることなく、もっと広い世界に羽ばたかせたい想いはあるのだろう。海外進出は必然だ。工藤自身は木村と結婚するという人生を選択した時点で「スターの妻」として様々なバッシングと注目を浴びることなど覚悟はしていたに違いない。それゆえ、かつては自分も華やかなスポットライトを浴びていたにも関わらず、結婚当初は自身の芸能活動も控えめにしていたのだろうと思われる。それでも容赦なく叩かれ、悪女呼ばわり、ヒール扱いされるとなれば、ときには持ち前のヤンキー魂がさく裂し、さきほどの「フライデー」みたいな発言をぶちかましてしまう。まぁ人間臭くてそれもいいんじゃないの、と筆者には思えるのだが。

 Kōki,は「人は人、自分は自分。誰かと比べることなく自分を信じる強さと、長所と短所をしっかりと見つめて前に進むことの大切さ。それを教えてくれた両親が私の誇りです」と語っている。15歳なのだから、彼女の耳にも母親について一方的に語られるあれこれはもう耳に入っているだろうし、インターネットを利用して目にしてもいるだろう。それでも彼女は、母と父を誇りに思うと公に宣言している。そんな娘を、工藤と木村もまた誇りに思っていることだろう。

(エリザベス松本)

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