6月7日放送の第8話で最終回を迎える波瑠(26)主演のドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)。今期トップクラスの視聴率を獲得している同作には放送前から惜しむ声が続出し、その人気の高さが伺える。
『未解決の女』は、体力と柔術には自信のある肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)が、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香/50)とバディを組み、未解決事件を次々と解決していくストーリー。視聴率が取れるといわれている刑事もの、そして1話完結というスタイルが狙い通りに当たり、高い視聴率を獲得した。
各話平均視聴率の推移は、初回14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.8%、第3話11.6%、第4話12.7%、第5話11.5%、第6話12.7%、第7話12.7%となっている。全8話という短さから打ち切り説も一部で上がっているが、そんなはずはないだろう。今期のドラマの中では日曜劇場の『ブラックペアン』(TBS系)と互角の戦いを繰り広げて覇権を争っている最中で、打ち切る理由がまるでない。
『未解決の女』のキャストは朝ドラ出演者が多く、2015年度下半期放送の『あさが来た』(NHK)からは波瑠、工藤阿須加(26)、山内圭哉(46)、2017年度上半期放送の『ひよっこ』(NHK)からは沢村一樹(50)、そして2017年度下半期放送の『わろてんか』(NHK)からは遠藤憲一(56)と鈴木京香(50)が出演中。
そのせいなのか、第4話では高田純次(71)が「ドラマの見過ぎでしょ~。朝ドラとか」というアドリブっぽい台詞をブッ込んだこともあった。高田純次のこの台詞は瞬く間に大反響を起こしたのだが、それ以外にも高田純次はコミカルな演技だけでなくバラエティ番組では見せないシリアスな演技も披露し視聴者を惹きつけている。
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