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『モンテ・クリスト伯』完璧なラストに震えた!! 圧巻の終幕を振り返る

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『モンテ・クリスト伯』の画像1

『モンテ・クリスト伯』公式Instagramより

 木曜22時枠の連続テレビドラマ『モンテ・クリスト伯華麗なる復讐』(フジテレビ系)最終回二時間スペシャルが614日に放送された。ついに最終回を迎えてしまった。これから何を楽しみに生きればよいのだろう……。むっちゃくちゃ面白いドラマだったのに視聴率が微妙という珍現象がついてまわった本ドラマだが、前回はなんと7.4%! これまでで最高を記録した。最終回では一気にポイントアップの二桁台というミラクルも期待できなくもない。とはいえ、数字だけで『モンクリ』の面白さを語れるはずがなく、最高としか言いようのない最終回だった。テルミーワーイ!ワーイ!

 ▼前回までのあらすじはこちら

 田舎の純朴な漁師なのにテロ組織のスパイ容疑をかけられ、無実の罪で異国に送られ投獄された柴門暖(ディーン・フジオカ)。幸運なことに脱獄に成功したうえ莫大な富を得、投資家モンテ・クリスト・真海(しんかい)として日本に舞い戻り、自分を陥れた三人の男への復讐を開始した。復讐相手は親友だった南条幸男(大倉忠義)、先輩漁師の神楽清(新井浩文)、そして警視庁公安部の刑事・入間公平(高橋克典)。第7話で幸男への復讐は完遂したと思いきや、首を吊った幸男を、彼に深い恨みを持っているはずの江田愛梨(桜井ユキ)が助けていたのである。すでに脇では何人か死んでいるのだが、第8話までにこの3人のうち誰も死ぬことはなく、最終回を迎えた。どうなっちゃうわけぇ〜〜〜!?

 最終回が待ち遠しすぎて公式インスタももちろんチェック済みである。おディーン様のクランクアップのムービーは反則級の格好よさだ。歌も演技もSNSでの情報発信も、なんでも自分でやりたがるマルチプレイヤーのおディーン様。マルチリンガルを売りにしてやたらとドラマでもインスタでも多国語を駆使したがるおディーン様に苦笑いで心が離れかけていたときもあったが、この『モンテ・クリスト伯』でまたおディーン様熱が再燃しまくってしまった。やはりすごい男なのだ。

 待ち遠しすぎて入間役の高橋克典の公式ブログも、ものすごく遡ってチェックする始末(夜明けに)。以前も彼のブログを見ていた時期はあるが、あの風貌に似合わずスイーツ好きで絵文字も多めのファンシーなブログなのである。今もその雰囲気は健在で、撮影の日々の合間に息子さんと一緒に食事に行ったりする様子が綴られていて心底ほっこりした。

『モンテ・クリスト伯』の画像4

高橋克典ブログより

『モンテ・クリスト伯』の画像5

高橋克典ブログより

死んで償うつもり?

 さてさて、前回、真海が守尾信一朗(高杉真宙)に渡した薬を飲んだ入間の娘の未蘭(岸井ゆきの)は、直後に鼻血を出して倒れてから昏睡状態で面会謝絶が続いている。その薬は、入間の妻・瑛理奈(山口紗弥加)が未蘭を毒殺しようとしていることを察知した真海が、信一朗に渡したものだったのだが……

 ハテナがとまらない信一朗は、真海の屋敷を訪ね、この件について詰め寄る。死にそうなほど、やつれている信一朗。もちろんそうだ。大切な人を助けられるかもしれないと使った薬でこんなことになったのだから。当の真海は「あなたの気持ちはよくわかります、私も殺したいほど憎い男たちがいます」と共感した上で「もうすぐ償う」と詫びた。えぇ〜死んじゃうつもり⁉ 聞いてないよぉ〜。

 未蘭を毒殺できてはいないが、ある程度目的を達成した瑛理奈。いよいよ入間の父・貞吉(伊武雅刀/伝説のファンドマネージャーであるが現在は寝たきりで目だけで意思を伝える)を、未蘭に毒を盛った犯人に仕立て上げたうえで殺害しようとする。だが、そこに間一髪で入間がご帰宅。すると貞吉はトンでもない目力で話があると入間に合図を送った。入間と2人きりになった貞吉は、真海が残していったボードを使い、未蘭に毒を盛った人物が瑛理奈であると告げた。

とにかく目力がすごい伊武雅刀さん/『モンテ・クリスト伯』公式Instagramより

とにかく目力がすごい伊武雅刀さん/『モンテ・クリスト伯』公式Instagramより

拷問を受けても意外と平気な神楽

 前回、真海と秘書の牛山直紀(久保田悠来)にハメられ倉庫に閉じ込められていた神楽は、国有地売却の件で議員と自分に闇献金疑惑がかけられ東京地検特捜部が捜査に動いたことを知った。そこに牛山とともに神楽をハメたヤミ金のイケメン・天野満(栁俊太郎)が手下を連れて現れた。天野たちは神楽に、かつて無実の罪で捕らえられた暖が受けたような残酷非道な拷問を始め、真海はそれを間近で見ていた……。もうこのあたり、『アウトレイジ』感がすごい。

 そのころ、幸男とすみれ(山本美月)は真海に会いに行こうとしていた。だが途中、愛梨(桜井ユキ)から明日花(鎌田英怜奈)と一緒にいると連絡が入る。自分に恨みを持つ愛梨と娘が一緒だと知った幸男は、娘の身を案じてすみれを帰し、独りで真海に会いに行くことにした。

 しかし真海は屋敷にはいない。未蘭の病室前で入間と会っていたのだ。真海は入間に、瑛理奈が毒殺魔だと感づいていたのだろうと指摘したうえ、留美(稲森いずみ)と安堂完治(葉山奨之)が一緒に逃げていると教える。留美がともに逃避行を続ける完治にお守りのブレスレットを渡したタイミングで、入間から入電。留美は完治が自分たちの子であると告げるが、入間から「お前は真海にはめられたんだ」と非難されるが、留美は完治を助けると決意しており、入間にもそれを求めた。

 幸男はひとり真海の屋敷で待つなか、真海は母の墓前ですみれに責められていた。復讐をやめるよう求めるすみれに真海は結婚を迫る。翌日の晩餐会で返事を聞かせてほしいと立ち去った。神楽は拷問後ぼんやりと観ていたテレビで自分が焼死体となって発見されたニュースを見て仰天する。そしてようやく真海が暖と気づく。遅いよ! とはいえ、まだまだ2時間スペシャルの前半戦が終わってもいない。ここから先、一瞬たりとも目を離せない展開が続いた。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

twitter:@watcherkyoko

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