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ジャニーズと飲む未成年女性、win-winの関係と言えるのか?

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NEWS「LPS」

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 アイドルグループ・NEWSの小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)、手越祐也(30)がそれぞれ未成年と酒の席を共にした問題で、小山こそ「イッキコール」で飲み会参加者たちに飲酒を煽っていたことを問題視して活動自粛となったが、加藤は謝罪コメント、手越は一切このことに触れないというのがジャニーズ事務所の決定のようだ。彼らを起用しているテレビ局も事務所に対して何も文句は言えないという。手越の件に関しては完全スルーとなった。

 また、小山と加藤にしても、一気飲みを煽ったことは危険行為であるが、その場に未成年が同席していたことについては彼らは「知らなかった」と釈明、未成年女性が年齢を偽り飲み会に参加したことが問題であり、彼ら自身は騙された被害者であるという見方を事務所は示している。これにNOを突きつけたのは、ジャニーズ忖度のない週刊誌メディアである「週刊文春」(文藝春秋)。小山らジャニーズタレントへ、日常的に未成年を含む若い女性を供給する芸能事務所社長の存在を報じている。

 その芸能事務所社長の存在を証言するのは、過去に社長に誘われて小山の飲み会へ行ったという女性2名。どちらも当時10代だったという。Aさんという女性は19歳当時に社長から「俺は小山と知り合いだけど、会ってみない?」と誘われて応じ、六本木のうどん屋で待ち合わせたから小山と社長、出版社の幹部らとともに小山の自宅へ行って酒を飲んだという。別の女性Bさんは同じ社長から「いまNEWSの小山と飲んでるからおいで」という電話を受けてジャニオタの友人と深夜二時頃に六本木のサパークラブへ行って小山やジャニーズJr.と飲んだそうだ。小山には18歳であると告げたが飲酒を止められることはなく一気飲みさせられたという。

 どちらの女性も、その後に小山と肉体関係を持ったことを示唆しており、件の芸能事務所社長は「飲めてやれる若い女性」を彼に供給していると考えられる。しかし同誌の取材に対して社長は「僕も以前から小山の遊び方は危なっかしいと思っていた」「むしろ気をつけるよう説教する側だった」と悪びれない。また、小山と頻繁に飲んでいる医師や会員制バーのオーナーも含め、全員が「未成年に飲酒させた覚えはない」と口を揃える。

 女性たちはもともとこの芸能事務所社長の知人であったということから、タレントだった可能性もある。小山云々の前に飲み会やパーティーなどへ自発的に参加して夜の人脈を築いていた可能性もあり、であればまず彼女らの非行が問題であるとして糾弾する声もあるかもしれない。また、「有名人とお近づきになれてイイ思いをしただろう」と、一見、未成年女性と女衒めいた社長の関係をwin-winなもののように錯覚してしまうこともあるだろう。しかし彼女らの「非行」を、大人である小山、社長や出版社幹部らは止めなければいけない立場だ。

 NEWSの未成年飲酒同席問題を受け、きゃりーぱみゅぱみゅがTwitterで「そもそもなんで未成年が飲みの席にいるのかねえって話でもあるよなあ」と投げかけたり、ダレノガレ明美が同じくTwitterで「てか、これからお店側が年齢確認してくれないと、知り合いが勝手につれてきて、一緒に飲んでないのに未成年がいた!とかなったらたまったもんじゃない!これから、ハメてくる人も増えそう」とつぶやくなど、未成年であるにもかかわらず飲み会に参加する本人を責める論調はある。しかし前提として、未成年者を飲みの席に積極的に呼ぶ大人たちがいるから、問題が発生している。

 きゃりーが続けて「私は飲んでる席に未成年がいて、お酒を飲んでなかったとしてもすぐ帰るようにしてる。こわい」と投稿したように、タレントとしては<未成年と関わったらまずい>と判断することがリスク回避の最善策だ。ただ大人の責任として、当該未成年者に帰るよう促すことも必要であるし、さらに言えば未成年でもお構いなしに連れ歩こうとする輩たちを告発したっていいのではないだろうか。魑魅魍魎が蠢く芸能界だが決して治外法権というわけではないはずだ。

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