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美魔女の更年期――子どもは独立、バツイチ同士の彼氏と半同棲生活を送る麻友子さん・51歳

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向き合います。更年期世代の生と性

 麻友子さんは51歳、京都在住の会社員である。25歳のときに結婚し11女に恵まれるも、10年前に離婚。手足の長い超スレンダーボディが印象的で、とても50代には見えない美貌の麻友子さんは、まさしく“美魔女”の称号を贈られるにふさわしい年齢不詳の女性だ。夫とは離婚し、働きながら育てた子どもたちは成人。3年前から交際している彼と、週のうち半分は同棲状態だという。そんなラブライフ充実の美魔女にも、半年前から「更年期かな」と感じる症状が出始め……。

1年前から体力と気力の低下を感じはじめ、いまの悩みは『とにかくダルい』こと

――サービス業で出張の多いお仕事だと聞いています。

「京都と東京を週に2度は行き来する生活を15年近く続けていました。40代後半になった頃から体力的にキツイと感じはじめてはいたのですが……それでも仕事が大好きで『しんどいけど、お客様の笑顔のために頑張ろう!』と考えることで、体力的なキツさを乗り越えることができていたんです」

――気力で体力の衰えをカバーできていたんですね。

「でも約1年前に、その気力の部分に変化が出てしまって」

――差しさわりがなければ、詳しくお話してもらえますか?

「直接の原因は職場での人間関係のいざこざなんですけど。でも、そういうのはこれまでも何度かあったし、そのたびに自分で解決してきたんです。でも1年前にそういう事態になったときは、なんとか解決して乗り越えよう、頑張ろうという気力がどうしても沸かなかった。自分の中のなにかがプチっと途切れてしまった感じです。そんなときにちょうど社内で部署変えの話が出はじめて……自ら部署を変わりたいと願いでました。いまは出張もなく体力的には楽ですね」

――その一件は更年期であることも影響していたと思われますか?

「どうでしょうか……。でもたしかにその頃から、とにかく『ダルい』と感じるようになっていたんです。もっと違う表現はないかと考えたんですけど、やっぱり『ダルい』としか言いようがなくって。1年前からとにかくその『ダルい』状態が続いてるんです、精神的にも体力的にも」

――気力がなくなった、とおっしゃっていましたが、ほかに精神面での変化はなにかありますか?

「いいえ。部署は変わりましたが、いまは問題なく毎日仕事に励んでいます。何かにつけダルいのは相変わらずですが、精神的にひどく落ち込むということはないですね。仕事は頑張りますが、いったん家に帰ると『頑張らない』ことをモットーにしているので(笑)。手を抜けるところは、手を抜く。基本、掃除はルンバにお任せですし、食事も仕事で遅くなったときはテイクアウトのお惣菜をよく買います。子どもに『家にいるなら、ご飯炊いて』とお願いメールもしょっちゅう。なんでもかんでも私が頑張らないと、とは考えていません」

――ほかに気になる身体の変化はありますか?

「私、若い頃から体温が低くて常に35度台なんですね。そのせいか、夏でもあまり暑さを感じず、汗をかくということもほとんどなかった。それなのに1年前ぐらいから季節を問わず『暑いな』と感じることが多くなったんです」

――更年期には、突然カーっと熱くなり、大量の汗をかく、いわゆるホットフラッシュという症状がありますが……。

「それとはまた少し違うような気がするんです。1年前から感じはじめ、顕著になったのは今年の冬(1〜2月)あたり。冬なのに『なんかちょっと暑い』と思うことが増え、じんわりと汗をかく。でも手足は冷たい。体温に変化もないんです。昔はほんとに汗とは無縁の生活だったので、変化に戸惑っています」

――閉経はされていないんですよね。生理の乱れはどうでしょう?

「若い頃から生理不順で、周期もバラバラなんです。量もその月によって多かったり少なかったり。生理痛もあったり、なかったり。その状態は変わりませんが、ただこの何カ月かは生理と生理の間が昔よりもっと長くあくようになりました。あと、生理の日にちが短くなってきましたね。3日目ぐらいで「あれ? 終わり?」と思うこともある。そうかと思えば1週間以上続くことも」

――閉経までの生理の乱れは、人によって様々なんですが、「生理と生理の間が長くなる」「量が減ってくる」「短い期間で終わる」とおっしゃる方は多いようです。

「あとね、気になるのは肌の乾燥! 若い頃から乾燥肌で、そのおかげで思春期にもニキビひとつできたことはなかったんです。あの頃は、乾燥肌でよかった、って思ったこともあったけど……。ここ1年で、乾燥具合がひどくなりました。お肌のお手入れには無頓着だったんですけど、さすがにそれではダメだと思いだして。最近は毎日ドラッグストアの安いシートパックを使い、アルガンオイルが手放せません。それでもカサカサのカピカピ(笑)。追いつかないんです、何をしても」

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日々晴雨

都内在住のフリーライター、更年期ジャーナリスト。いくつかのペンネームを使い分けながら、コラム、シナリオ、短編小説などを執筆。コピーライターとして企業のカタログやHPなどのライティングに携わることも。2017年にメノポーズカウンセラーの資格を取得。

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