大泉洋の天才的なバラエティー勘 得意の“ロケ企画”に期待!

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大泉洋 オフィシャルサイトより

大泉洋 オフィシャルサイトより

 すっかり“俳優”としての活躍が目覚ましい大泉洋(45)。6月25日に放送される山田洋次(86)脚本のドラマ『あにいもうと』(TBS系)では主演を務め、“伊之助”という下町の大工を演じる。すっかり俳優業を主戦場にしているようだが、彼がテレビ番組で残してきた“爪痕”の数々も忘れてはならない。少し前まで彼は、ロケ中に“大きい方”をしてしまう人物だったのだ。

 いわずと知れた人気番組『水曜どうでしょう』(HTB)で、“ジャングルリベンジ”という企画が行われた時のこと。番組で大泉洋を始めとする出演者は、“トラ”を見るためにマレーシアのタマンヌガラ国立公園を訪れた。しかし動物観察小屋で一夜を過ごすことになった大泉洋は、急に腹痛を訴え始める。当然用を足さなければならないのだが、夜のジャングルが怖くて外に出れない。そこでスタッフに付き添いを頼むことになり、大の大人が見守られながら“大きい方”をするというシュールな光景が繰り広げられてしまった。

『水曜どうでしょう』といえば、「ここをキャンプ地とする」という名言も有名。これは“ヨーロッパリベンジ”でドイツを訪れた際に、同行していたディレクターが発したもの。同企画では現地で宿を探さなくてはならないのだが、この日はどこを当たっても満室。そのためせっかくのドイツ観光なのに“ただの道端”で野宿することになったのだが、この時ディレクターが宣言したのが「ここをキャンプ地とする」という台詞。しかしこの日大泉洋はシャツと上着1枚、短パンという軽装だったため、コントで使用した“王子”の衣装を着て真冬の車内泊をしのいでいる。

 同番組以外でも、ローカル局「HTB(北海道テレビ)」の番組では様々な無茶をしてきた。同局が制作してテレビ朝日系の全国ネットで放送された『ハナタレナックスEX(特別編)』の第3弾には、なんと泥酔状態で参加。収録の前日が『真田丸』(NHK)の打ち上げで朝まで飲み、そのまま現場にやってきたという。

 バラエティー番組の常識を覆すような行動だが、番組のプロデューサーは「テレビドガッチ」の取材で「全国放送という場で、“あれができる凄さ”というのは新たな発見」と高く評価。あえて泥酔状態で出演した大泉洋の面白さにも、手ごたえを感じているようだった。

 5月に公開された主演映画『恋は雨上がりのように』や、6月22日公開の『焼き肉ドラゴン』など俳優としての目覚しい活躍が続いているが、バラエティーでの大泉洋も間違いなく天才的。6月22日放送の『ぴったんこカン カン』(TBS)にスペシャルゲストとして出演するが、恐らく得意の“ロケ企画”になると思うので新たな伝説に期待したい。

(ボンゾ)

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