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沢尻エリカが荒れ狂った20代を経て完全復活。あの騒動は何だったのか

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映画『猫は抱くもの』公式サイトより

映画『猫は抱くもの』公式サイトより

 6月23日から、女優・沢尻エリカ(32)の6年ぶりの主演映画『猫は抱くもの』が公開される。一昔前の騒動は幻だったかのような活躍を続けている。『猫は抱くもの』で沢尻エリカが演じるのは、元アイドルで現在は田舎町の小さなスーパーで働く女性・沙織。自分のことを人間だと思い込んでいるロシアンブルーの猫・良男と沙織をはじめ、猫たちと人間の生活が描かれていく。

 今年の沢尻エリカは勢いがある。2月公開の映画『不能犯』、9月下旬公開予定の映画『食べる女』、10月公開予定の『億男』、そして『猫は抱くもの』と、なんと4作もの出演映画が公開される。さらに、7月クールでは綾野剛(36)主演ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)にもメインキャストで出演。まさに八面六臂の活躍で、“完全復活”だ。

 沢尻エリカは『猫は抱くもの』について、「自分の人生について悩んだりする時期がありますよね。特に女性の場合、30代が大きな転換期だと思うのです。仕事もプライベートも、その時期にどうするかで、その後の人生が変わっていくんじゃないかなって。私も沙織と同世代なので、すごく共感できました」と、「東京ウォーカー」掲載のインタビューでコメント。自分の人生について悩む時期……そりゃあ沢尻エリカには長くそういう時期があったことだろう。

 衝撃の「別に」発言があったのは、2007年の9月。主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で、会場には観客や報道陣が詰め掛けているにもかかわらず、不機嫌を隠さぬ振る舞いをしたことで、一躍“プッツン女優”の枠に入れられた。確かに、あからさまに好感度が凋落するような言動を人前でしてしまうこと自体、女優としてちょっとどうかしていた。しかし今考えればマスコミ報道やネットバッシングが過剰だったこともまた事実。激務でメンタルが不安定だった可能性もあるのではないか。

 ともあれ、この件以降、沢尻エリカは“迷走状態”と呼ばれる期間に突入した。

 翌2008年12月に、高城剛と結婚。海外に滞在することも増え、2009年9月にスターダストプロモーションは沢尻エリカとの契約解除を発表した。おりしも2009年夏、押尾学と酒井法子が相次いでドラッグ使用により逮捕されるという事件が起こっていたタイミングであり、沢尻エリカにもドラッグ疑惑が浮上することとなった。2010年3月には高城氏とともにスペインで個人事務所「エル・エクストラテレストレ」を設立。海外での女優活動をしていくと思われたが、今度は泥沼離婚騒動がスタートし、沢尻はエイベックスとマネジメント契約を結ぶに至った。この離婚騒動でも、ドラッグや不倫などの噂が飛び交い、彼女の評判は地に落ちた。

 そんな沢尻エリカだが、結局のところ、女優として演技を見せることで“復活”したのである。2012年、約5年ぶりとなる女優復帰作となった主演映画『ヘルタースケルター』が好評を博す。この公開時にまたもトラブルが発生しており、映画の試写会を体調不良でドタキャンし、週刊誌の直撃取材に対して「ファックユー!」「来んなよ! うるせーな!」「うるせぇ! ウゼーんだよ!」など罵声を浴びせたことが報じられた。だがこのときは、かつてのような異常なバッシングには発展しなかった。2014年に連続ドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系)に主演し、続編が作られるほどのヒット・コンテンツとなったことが幸いし、現在の活躍に至っている。

 20代で激動の6年を過ごした沢尻エリカ。現在は悪い噂が出ることもなくなった。CM契約もある。今年4月には、観月ありさ(41)、藤真利子(63)、Crystal Kay(32)、芹那(33)、ゆしん(28)とお花見をするなど、芸能界での交遊関係も広がった様子だ。あれだけの騒動が起こったのにも関わらず、華麗な復活。これはもう、伝説である。

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