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『花のち晴れ』は「自分と向き合う」ことの大切さを描いてきた!愛すべきキャラたちの大団円に期待

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『花のち晴れ』公式Instagramより

『花のち晴れ』公式Instagramより

 626日、今期連ドラの中でもネット上での盛り上がりが大きい作品のひとつ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)が最終回を放送する。最終回では、主人公・江戸川音(杉咲花)を巡る、神楽木晴(平野紫耀)と馳天馬(中川大志)の攻防に決着がつけられるはずだ。

 『花のち晴れ』は少女マンガ原作の実写ドラマなだけあり、明るく楽しくわかりやすく、胸キュンを誘うストレートな演出が特徴的だった。主人公の音は没落した“元お嬢様”だが、現役バリバリの財閥御曹司・晴の求愛を受ける。しかし音には、ライバル校・桃乃園学院のスターである天馬という婚約者が。音をめぐる三角関係。天馬と結婚しなければいけないと思いながら、晴といると心安らぐ音。もう素直にくっついちゃえばいいのに~とヤキモキしつつ、天馬が不憫でならない。

 晴を好きになってイケイケドンドンで迫る人気モデル・メグリン(飯豊まりえ)の登場により、一部視聴者はSNSで大荒れしたが、その問題は第10話までに晴が音への想いを再認識したことでうまく回収されつつある。後はそれぞれがそれぞれの形で幸せになるのを見届けるだけだ。

 晴は神楽木グループの御曹司で超が100コほどつくレベルのお金持ちだが、性格はヘタレで運動神経も良くはない(顔は良い)。他方、天馬は、晴同様に御曹司だが、晴とは違い文武両道で非の打ち所がない男だ。晴は早々に、飾り気がなくストレートに痛いところを突いてくる(しかも正しい)音に惚れる。天馬もまた、親が決めた婚約者だからというわけでなく、音のことを愛している。音の周囲の女性陣もどんどん彼女の味方になっていくのは、音が魅力的な人物だからだ。その魅力を全身で表現している杉咲花の演技力はさすがの一言である。

『花のち晴れ』公式Instagramより

みんなに愛されるのがよくわかる 『花のち晴れ』公式Instagramより

 音だけではなく、『花のち晴れ』の登場人物は、全員が魅力的だ。ヘタレだけれど勇気を振り絞る晴。紳士な天馬。庶民代表・紺野先輩(木南晴夏)。意地悪お嬢様かと思いきや音の親友になった情熱女子・愛莉(今田美桜)。そして、強引すぎるほどの勢いで晴に迫って多くの視聴者を敵に回したものの、誠実で素直なメグリン。お嬢様気質が抜けず音に迷惑をかける母親(菊池桃子)も含め、愛すべきキャラクターばかりだ。

 だからこそ、最終回は全員に幸せになってほしいと思うわけだが、そうもいかない。612日放送の第9話、何者かに襲われる被害に遭った音は、しばらくして桃乃園学院生徒会副会長で天馬を慕う近衛(嘉島陸)の指示によるものだと気づいた。が、天馬に伝えても「僕の大切な仲間がそんなことするとは思えない」「何かの見間違いでは?」といった反応だったため、音は大ショック。それを知った晴は大激怒して「好きな女の言ってること信じなくてどうすんだよ!」と天馬に食って掛かる。その後も晴は「1分だけ」と音を後ろから抱き締め「お前がちゃんと江戸川を捕まえておかないと、誰かにあっという間に取られるぞ」。音は胸キュン……。

 そして前回第10話、晴と天馬は、音への愛を賭け、武道対決を行うことになった。天馬は武道の達人で、晴はヘタレ男子なのだから圧倒的に不利なわけだが、晴はC5の仲間の協力、先輩であるF4の西門総二郎(松田翔太)の指導の元でがむしゃらに特訓。さあ、どうなる――勝敗は最終回に持ち越されている。

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中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

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