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小原正子のベビーカー使用で議論勃発、「親が楽したがってはいけないのか?」

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小原正子オフィシャルブログより

小原正子オフィシャルブログより

 6月上旬、3歳になる長男の“トイトレ事情”(トイレトレーニング)をブログに綴って、バッシングを受けたクワバタオバラの小原正子(42)が、今度は長男をベビーカーに乗せるのはいかがなものかとして、一部のネットユーザーから非難されている。ちなみに小原の子供は3歳の長男と1歳の次男だ。

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 小原正子は625日に「不合格」というタイトルでブログを更新。スイミングスクールに通う小原正子の長男は、進級テストが不合格で落ち込むも、母親である小原正子に褒められるとケロッとして、さらに自動販売機のアイスクリームも買ってもらえてご機嫌だったそうで、小原正子は<よくがんばりました>と長男を讃えている。実に他愛もない内容だ。

 ところが、このブログ内容を元にしたアメーバニュースの記事が、ヤフージャパンの運営するエンタメポータル「ネタりか」に配信されると、そのコメント欄で論争が起きた。アップされた写真で3歳の長男がベビーカーに乗っていることに対して、「3歳にもなってベビーカーって」「乗せておけば、自分が楽のち~ん!だからね」と批判コメントを書き込むユーザーがおり、それに反論するユーザーも。他方、匿名掲示板「ガールズちゃんねる」のほうでも、「馬鹿親」「今の子は本当に足腰が弱い」といった非難と、「急に寝ちゃったりしても親もずっと抱っこはキツイよね」と小原を擁護するユーザーとで議論に発展。筆者の観測では、擁護する声のほうが圧倒的に多いのだが。「おむつ外れてないのにスイミング?」なんて意見もあるが、スクールがOKなら問題ないだろう。

 子連れのベビーカー使用を巡る論争は定期的に起きているためもはや驚くこともないのだが、小原正子と同じく3歳児を育てる立場から言わせてもらえば、外出中に昼寝をする場合などベビーカーがあると非常に便利だ。乳児と違って3歳児は結構重いし、抱っこ紐もおそらくはサイズオーバー、寝ている3歳児を抱いているのは肩こりや腰痛などが身体の負担になるし、身体の自由も奪われ色々と面倒だ。

 子供が寝ているうちに自分の用事を済ませたかったりもするが、寝ている子供を抱いていては財布の出し入れやスマホの操作もやりづらい。レジの支払いのために子供を一旦降ろせば勢いよく泣かれたりする。まして小原は1歳の次男も育てており、3歳の長男をベビーカーに乗せたほうが都合がよい状況などまま起こり得ることなのではないか。ベビーカーを使うことで解決する、負担が減って楽になるというのならば、どんどん使えばいいのではないか。子供は成長する。小学生になってベビーカーに乗っている子はいない。

 そもそもベビーカー=親が楽、というわけでもない。鉄道の駅のエレベーターは改札から遠くにあることが多く、ショッピングセンターなどのエレベーターもいつも混雑しており見送ることはしばしば。また、電車で子供が降りて座席に座りたがったり、狭い店内だと買い物しづらかったり、デメリットになることもある。そして出先に階段しかなければ、子供と手をつなぎ、荷物を抱えながらベビーカーを持ち上げて運ぶことになる。とはいえ抱っこひもで腰を痛めることもあり、一長一短である。

 それにしても、ベビーカーに限らず、子育てで親(特に母親)が楽をすることを、まるで悪しきことであるかのように批判する人の存在はどうにかならないものか。それは老若男女を問わないというか、高齢者が狭量で若者が寛容というわけでも、男性は無知で女性はわかってくれるというわけでもない。同じように子育て中の親でも、丁寧に手をかけ(親が)苦労する育児をすべきだと内面化したり他者に押し付けたりする人はいる。

 母親が楽をしてはいけないのだろうか。これが「介護」ならそんな言われ方しないのではないか。赤ちゃんに母乳ではなくミルクをあげたっていいし、布おむつではなく紙おむつを使ったっていいし、手作りの離乳食じゃなくてベビーフードをあげたっていいだろう。絵本や知育玩具ばかりでなく、テレビやタブレット端末で動画を見せたっていい。公園だけじゃなく、カラオケにだって連れて行ったっていい。子連れ向けのサービスがあればどんどん利用すればいい。

 あえて苦労したい人はすればいいけれど、手間や労力をかければそのぶん親も疲れるし、疲れれば親だってイライラする。疲れやイライラが生じている状態で子供と向き合っていても、子育てを楽しむどころかしんどいだけで、子供に親のイライラが伝わることだってあるだろう。親と子が共に健康的に過ごすためにも、わざわざ苦労する道を選ぶ必要はないのではないか。あれこれ便利グッズを使ったところで大変な時は大変だし、子育ては思い通りにはならない。だからこそ、楽できるところは楽したいと思うのである。

中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

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