
FLIX 2018年8月号/ビジネス社
Hey! Say! JUMPの岡本圭人(25)が、今年9月からグループ活動を休止し、アメリカの二年制演劇学校「アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ」ニューヨーク校に2年間留学することを発表しました。前向きに見える決断には意外な裏事情が……。おまけにSMAP解散以来ゴタゴタ続きのジャニーズ事務所は、スタッフを大量採用するも、山下智久に専属マネージャーがつかないというほどの人材不足だといいます。映画『コード・ブルー』の公開を間近に控え、宣伝活動で多忙な時期のはずなのに一体なぜ……? さらにHey! Say! JUMPのチーフマネージャーも異動という謎人事に、現場は混乱。何が起こっているのでしょうか。
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皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!
またまたジャニーズ事務所に文春砲が炸裂しちゃったわね。今度はHey! Say! JUMPの岡本圭人くんがターゲットに。最初は「脱退か?」と噂されていたから「約2年間のアメリカ留学」と聞いて、ホッとしたファンも多かったみたい。
『シューイチ』(日本テレビ系)で中丸雄一くんがこの話題に触れた時「驚きましたけど前向きな話だし、今の時代はこういう形の活動があってもいいのかなと。パワーアップして戻ってきて欲しい」とあっさりコメントしていたけど。中丸くんがいるKAT-TUNもかつてメンバーだった赤西仁くんがロスに留学して、帰国してから合流したけど、その後グループを脱退してソロ活動へ。でも結局、電撃入籍後に退所という仁くんらしいお騒がせな流れだったしね。中丸くんにとっては「お前もか」のデジャブ現象だったんじゃないかしら?
圭人くんは音楽や演技&語学などの勉強をして、東京オリンピックイヤーの2020年には帰ってくると表明しているけれど、本当にグループに復帰するのか、刺激的な前例があるから、どうしたって不安が残っちゃうわよね。
少し前から「地味だからスルーされてたけど、圭人のやんちゃっぷりがヤバイらしい」とのよからぬ噂が漏れ聞こえていたから心配はしていたのよ。でも、事情通によると、圭人くんのやんちゃはまだカワイイものだそう。
「でも本当にハンパないのは伊野尾慧だけどね。事務所からもJUMPで一番の推しメンとされているのに本人は自覚なしで、平成の高田純次ばりのテキトー王子。海外での現地女性ガラミのお遊びも目撃されていてトラブルが多発しているとか。埃だらけだから叩いちゃいけないJUMP最大の要注意人物なんだよ。だから伊野尾の代打として圭人が差し出されたのでは? とも言われているんだ。まぁ圭人も派手に遊んでたからバレるのは時間の問題だったんだけどね。伊野尾を守るための“体のいい厄介払い”なんて言う人もいる」
うーん、圭人くんの謎の留学は、中丸くんが言うような“前向きな話”とは少し違うようで、何となく釈然としないのよね。
事務所サイドも「会見? しないしない」の一点張りで、詳しい説明は皆無。スポーツ紙の記者たちも「休業の理由を聞いても『いや、ただの留学だから』って。“もう圭人には触れないでくれオーラ”がハンパなくて、みんな深追いしてもしょうがないかって苦笑いしながら、あっさり諦めた」んですって。一番大切なファンのために、説明責任があるとは思うんだけどね~。
成長著しかった岡本圭人
アツが圭人くんを初めて取材したのは2007年のHey! Say! JUMPのCDデビュー時。「イギリス留学をしていた帰国子女で、岡本健一さんの息子さん」ということで話題性は十分だったのだけど、やっぱりセンターを務める山田涼介くんや、中島裕翔くん、知念侑李くんがキラキラ目立っていたから、埋もれちゃった感は否めなかったわね。パパ譲りでギターも弾けたし英語もできるし、タッパもあるわで何でも持っていたからなのか、メンバーの言葉の端々にちょっとしたジェラシーが交じる時があって、「ボンボン扱い」されていた時期もあったのよ。「圭人はセレブだから」なんて言われちゃってね。
みんな10代の血気盛んな時期だった……と言うよりは完全にお子ちゃまだったから仕方ないわ。圭人くんも「まだ日本語がうまく出てこない時があって」と言っていて、最初はコミュニケーションを取るのに言葉の壁などの苦労がいっぱいあったって。先輩たちも「岡本健一大先輩の息子さん」ということで一目置いてたし、おのずと距離ができてしまったみたいなのよ。
そんな噂を聞きつけた健一パパは私たちに「圭人、ちゃんとやってる? どんな感じ? 怒るから俺が直接聞くわけにはいかなくてさ。アイツは絶対に愚痴も言わないし、いつも言葉短く『大丈夫』って言うだけだから、父親としては心配で心配でしょうがないんだ。だからどんな様子か、たまに教えてよ」なんて言ってきて、アツはいつも「優しいパパだなぁ」と思っていたの。もちろん圭人くんには「パパが心配してるよ」とは言えないし、健一パパにも「圭人くん、頑張ってます」としか報告できなかったけど、ジャニーズに親子で所属するって、思ったより大変なんだろうなと感じていたの。
偉大なパパの存在を引きにすることなく、インタビューでも殊更話題に乗せることもなく、“ちょっとした反抗”を繰り返しながら芸能生活をスタートさせた圭人くん。順風満帆に見えたけど、2011年のドラマ『3年B組金八先生ファイナル』(TBS系)での“華麗なる棒演技”には、ごめんなさいだけどびっくりしちゃったし、伝説になっちゃったぐらいだものね。だってパパは演技上手な名役者よ。ど、どーなってるの? と思わざるを得ないじゃない。
でもね、あの棒演技をいじられ始めた頃から、圭人くんも腹をくくったというか、一皮むけたというか、笑い飛ばすようになって。メンバーとも腹を割って話すようになったから、山ちゃんとはガールズトークを繰り広げるわ、オフに連れ添ってカフェデートするわですっかり仲良しに。2014年には連ドラ『ファーストクラス』(フジテレビ系)に初出演して、東山紀之さんの奥様である木村佳乃さんと顔と顔を大接近させたり、堂々の演技を見せてくれて、「上手くなったなぁ。努力したんだね」とみんなが拍手喝采だったし、成長ぶりが垣間見えてこの後がすごく楽しみだったのにな。
とはいえ、辞めるわけじゃないらしいから、今は帰国を信じるしかないんだけど。それにしてもこのところジャニーズの出入りがかなり激しくない? どうしちゃったのかしら? SMAPの解散以降、やっぱり何かおかしいものね。あの巨大な組織の内部で一体、何が起きているというの?
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