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「専業主婦になりたくない!」vs「専業主婦じゃダメなの?」 悩み続ける女性たち

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Thinkstock/Photo by Kladyk

 発言小町における永遠の論争・それは「専業主婦はアリかナシか」。アリもナシも他人がジャッジすることではないと思うが、特に専業主婦にまつわる相談でなくとも、トピ主が専業主婦である場合、その相談内容によっては批判を浴びることがある。例えばトピ主が専業主婦なのに家事育児が完璧ではない場合など、小町住民はかなり厳しい。一方で兼業主婦でも夫より年収が低いのに家事育児の分担などに不満を漏らせば、それはそれで、厳しい批判が寄せられることもある。どちらに対しても厳しい視線が注がれているのだ。時折、専業主婦という存在自体の是非を問うトピもアップされる。ちょうどいまも、異なる立場から2つのトピがあがっている。今回はその2つを紹介したい。

専業主婦にはなりたくない

 24歳会社員女性・あやみには、現在お付き合いしている25歳の彼氏がいる。彼とは大学時代に知り合い、「まだ時間はあるからゆっくり考えよう」とは言いつつもお互い結婚を考えている。そこで争点になるのが「子供ができたらトピ主が仕事を辞めるのか」ということなのだという。

 2人とも子供は欲しいと考えている。また、2人とも母親が専業主婦で、子供として親が家にいてくれることの有り難みを知っている。しかし、トピ主は経済的な自立を諦めて家庭に入り家事と育児に専念していた母を羨ましいと思ったことがなく、子供ができても仕事を辞めたくはないのだという。

 そんな理由から、小さい頃から勉強を頑張り、今の彼と知り合った国立大学に入った。トピ主はまだ入社2年目だが仕事は好きだ。出世を目指してバリバリ働きたいと思っている。入社年数の違いから多少の差はあるが、2人の年収はほぼ同じくらい。それでも彼は、「今後出世していくのは男性である自分だ」と思っていて、主夫になるつもりはないという。

「子供のことを考えるとどちらかは育児に専念した方が良いと思う、しかしどちらも仕事は辞めたくない。

どちらかが仕事を諦めるか、別れて他の相手を探すかという話になります。

彼氏のことは人として尊敬できますし、好きです。別れたとして彼以上に素敵だと思える男性に会える気がしません」

と、トピ主は悩んでおり、そしてこう続ける。

「今専業主婦の方は、私と同じような状況のとき、主夫希望で素敵な男性などいないと思って仕方なく主婦になったのですか?

どんな話し合いをすればワンオペ状態にならず仕事と子育てを両立させられると思いますか?

私の親は遠方ですが、彼氏の親は近くに住んでいます。夫の親に育児を任せることができた人はいますか?

主夫になる期間があっても良いと思っている男性に会ったことがある人はいますか?

そもそも、なぜ仕事を辞める選択を迫られるのが女性ばかりなのでしょうか」

 せっかく学業を頑張ってきて仕事に就き、出世目指してバリバリ働きたいのに、結婚したら仕事を辞めてくれ、と言われたらそりゃ悩むだろう。辞めずに仕事を続けても、子供が産まれれば物理的にはどうしても、夫婦ともに深夜残業したり会食しまくったり出張したりの仕事スタイルではいられず、どちらかが仕事をセーブせざるを得ない。育児をすべてシッターに任せるという手もあるが、トピ主たちは自分が専業主婦の母親にしてもらったように育てたいらしい。

 大学を卒業し仕事に燃えているのに、いまもまだ多くは女性が、仕事か子育てか、という選択を迫られるのはほんとうに不条理だと思う。しかも仕事をバリバリ頑張れる気力体力の充実した若い時期と、出産に適した年齢がかぶっているのも問題だ。女性が働き続けるためには個人の努力というレベルではなく会社含む社会の変化が必要であることは言うまでもない。

 コメントも色々な意見が寄せられた。

24歳で同じお給料と言っても、長くてまだ二年目ですから差はなくて当たり前です。

30歳、40歳になったときの推定年収で考えてはいかがですか。

私も母親が専業主婦でしたが、父の稼ぎが多いほうで母は娘が三人ですが子育てに趣味にと忙しくしていました。習い事などもしていましたし、幸せそうでしたよ。

トピ主さんはお母様がキャリアを捨てたことを後悔していた、幸せそうではなかった、またはその環境で育ったことが心から幸せだとは思っていないのだと思います。

経済的な問題で共働きをするのならありですが、もし本当に母親が専業主婦でいてくれたことをありがたいと心から思っているなら、自分が両親から与えてもらったものは自分の子供にも返したいと思うのでは?」

「頼れる両親は近くにおらず、子供も小さいので専業主婦をしています。その前は看護師してました。本当は働きたくてたまらないです。子供が大きくなったらパートからまた働こうとは思います。

今の旦那は私が、働く働かない、私の自由にしていいと言ってます。なので、自分の自由にするつもりですが、子供もいますし、なかなか新しい職場を見つけるのも難しい状況です。主さんには自分のキャリア、人生を結婚、出産を経ても諦めないでほしいです。

私の元彼は、子供が小さいうちは専業主婦をしてほしい、でも私は子供がいても働きたい、という、まだ結婚も決まってない段階で大げんかしたことがあります。結局そういう意見の違いもあり別れましたが、、、。まだ結婚、出産もない状況でその話し合いってあまり意味がないと今は思えます。旦那さんもあとで考えが変わることもあると思います」

「私たちの親も母親は専業主婦でした。

妻と話したときは、母親が専業であったことに対して、肯定的でも否定的でもなかったですね。

私は、親からは常にお金が無い的なことを言われ続けていたので、専業には否定的だったかな。

でもね、私たちには結局子供は出来ませんでした。

将来について色々と語ることは大切でしょうが、まだ起きてもいないことに対して断定的に決めつけ、それで喧嘩するというのは愚かとしか思えないですね。

時代はどんどん変わります。

二人の間でも子育ての考え方に変化は起きるでしょう。

相応の収入がある共働きであれば、ベビーシッターを雇用する方法もあるでしょう。

主夫をすることについては、私自身は抵抗はないですが、女性と男性では世の中の受け入れ方に違いがあるのも事実です。

まだ社会が未成熟なのが主たる理由でしょうが、それに敢えて逆らうかというと難しいですね」

「アラフィフの仕事もちの女性です。

トピ主のようなタイプは、仕事は絶対、絶対に辞めないほうがよいです。

断言します。

万一辞めて専業主婦なんかになろうものなら、多分そのうちに夫を心の底から憎むようになり、愛情を持続できなくなって家庭が壊れること必須です。

トピ文を読んでいてちょっと気になったのは、『どちらかが仕事を辞めねばならない』という固定観念があるところ。

『家にいてくれることのありがたみ』と書いてますが、子供とただ長く一緒にいればいいってものでもないですよ。ほったらかして自分はスマホ見てるような親もたくさんいます。大切なのは一緒にいる時間の長さでななく、濃度ですよ、濃度。

帰ってきたらぎゅっと抱き締めてあげて、そこから寝るまで濃い時間を過ごしましょう。土日も一緒にじっくり遊んであげてください。

それで子供は大丈夫です」

 う〜ん色々な意見があって興味深い! 個人的には最後のコメントほんと共感。確かにトピ主は、育児のために今は女性が仕事を諦めなければならないという現代日本の価値観や現状を憂いてはいるが、どちらかは育児に「専念」した方が良いと思うという思い込みにとらわれているアンバランスさがある。だから人間は面白いなあとつくづく思うが、このトピが面白いのはトピ主レスの飛びっぷりだ。あれこれと追加の情報を投下するのだがその中で、彼氏の親に子供の面倒を見てもらうという案について書かれていた。

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