連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)で、ヒロイン・楡野鈴愛役を演じている永野芽郁(18)。平均視聴率は20%前後を推移しておりドラマ自体は好調だが、鈴愛のキャラクター像はやや危なっかしく、うかつな行動やどこか自分勝手な言動で視聴者のイライラを誘うこともなきにしもあらず。しかし言うまでもないことだが、作中のキャラクターと女優の性格は別モノ。実際の永野芽郁は、破天荒というよりもマイペースでファン思いの女優のようだ。
この春に高校を卒業した永野芽郁だが、それまでは学校生活とモデルや女優としての仕事を両立させる多忙な日々を送っていた。それゆえオフィシャルブログの更新頻度は決して高くはないが、更新すれば長文を投稿。ファンを「メイト」と呼び、コメント返信をしていた時期もある。インスタライブを配信することもあり、ファンとの交流を大切にしている。『nicola』(新潮社)のモデルを経て、現在は広瀬すず(20)や飯豊まりえ(20)らと共に『Seventeen』(集英社)のモデルとして活動していることもあり、若い女性ファンが多いのだろう。
永野芽郁は「UQmobile」のCMシリーズでも注目を集めてきた。この中で永野芽郁は、深田恭子(35)や多部未華子(29)と共に3姉妹の3女役として登場。3人はプライベートでも仲良くしているようで、深田恭子は6月12日にInstagramでスリーショット写真を公開した。同インスタには「多部未華子ちゃんの出演している舞台、『人間御破算』を永野芽郁ちゃんと2人で観に行って来ました」(原文ママ)とのコメントが。続けて「めーたんも(永野芽郁ちゃんをそう呼んでいます)連続テレビ小説『半分、青い』の撮影で忙しいはずなのに『おねえちゃんの舞台を一緒に観に行きませんか?』と誘ってくれて」とも綴られている。
深田恭子とは歳が離れているが、本当の姉妹のように可愛がられているようだ。また、舞台観劇も永野芽郁から誘っているあたり、なかなか親密な様子である。永野もまた、インスタにスリーショット写真を投稿している。
天真爛漫な笑顔が魅力的な永野芽郁だが、5月6日に行われたフォトブックの発売記念イベントでは、「自分の顔が好きじゃない」「写真チェックも好きじゃない。アラ探しをしちゃうのか『うわ、ブッス』って見ちゃう」と告白。昨年放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、「でき上がったのを見て『上手くできた』って思ったことが一度もない」「毎回『ヘタクソだなー』って思ってすごい落ち込む」と明かしていた。反省はあるのだろうが、朝ドラヒロインという大役を掴み、半年間もの長丁場に挑んだことは、いずれ彼女にとって大きな自信につながるはずだ。小学校3年生の頃にスカウトされて芸能界に足を踏み入れた彼女はまだ18歳と若い。永野芽郁のこれからが楽しみである。
7月2日には『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK)で、笑福亭鶴瓶(66)と共に長崎県雲仙市を訪れる。ぶっつけ本番の対応力も問われるロケ番組だが、永野芽郁はどのような一面をみせてくれるのだろうか。
(ボンゾ)