
「心の旅(ver.2009) 」NAYUTAWAVE RECORDS
唐突に熱愛が報じられた吉田栄作(49)と内山理名(36)。昨年11月放送のドラマ『今野敏サスペンス 確証~警視庁捜査三課』(TBS系)で共演したふたりは、今年4月に交際に発展したとのことだ。7月3日発売の「女性自身」2018年7月18日号(光文社)では、6月下旬に吉田栄作が内山理名の自宅に通う様子を報じている。
今回の交際報道に対して、吉田栄作・内山理名の事務所は双方とも「プライベートは本人に任せています」という回答で交際を否定しておらず、独身同士のふたりとあって祝福するコメントも少なくない。
だが一方で、ソーシャル経済メディアの「NewsPicks」にも二人の交際記事を流すと、吉田栄作と合コンしたというPR会社の女性社長が、<近年稀に見る失礼な男性だった><女性蔑視、年を重ねた女性を極めて侮辱する発言を繰り返した><なるほど~13歳年下の女性とお付き合いされていたら、同じ年の女はヒト扱いされないわけだ>などと吉田栄作を非難するコメントをつけ、炎上。当該コメントは現在は修正されているが、煽るようなコメントがいくつも連なる状態となっている。
吉田栄作の前妻・平子理沙は、長年「若さ」に固執している印象の強い女性だが、吉田栄作自身がそもそも“年を重ねた女性を極めて侮辱する発言”をするような男性なのだろうか。
おそらくアラサー以下の年齢層では「吉田栄作」という名前は聞いたことはあるけど、どんな人なのかよくわからない……という人がほとんどだろう。それもそのはず、吉田栄作の全盛期はそんなに長くなかったとされている。平成の世となって間もない1990年代前半、俳優としてトレンディドラマに出演し、歌手としてCDをリリースし紅白歌合戦にも出場した吉田栄作は、織田裕二(50)・加勢大周(48)と共に「平成御三家」「トレンディ御三家」と呼ばれ、もてはやされていた。
しかし吉田栄作は、「俺はビッグになる」が口癖であるなど、俺様キャラが行き過ぎていたという。吉田栄作は今でいう“アンチ”も多く、1991年の「an・an」(マガジンハウス)の【好きな男・嫌いな男】特集号では「芸能界嫌いな男ワースト10」で第1位に吉田栄作の名前が登場するに至った。吉田栄作が嫌いな読者の<表情、態度がやけに偉そうで気に入らない><男っぽさをおしつけるようなところがイヤ><古くさい価値観を、いつも口に出すから嫌い>といった声も紹介されているのだが、27年後の2018年現在、その手の男はますます嫌われている。とはいえ同じ「an・an」のページをめくると、吉田栄作は「総合好きな男BEST20」の9位、「寝たい男BEST10」の2位にもランクインしているので、当時は人気の裏返しの“アンチ”だった可能性もある。余談だが、“抱かれたい男”ではなく“寝たい男”というランキングなのが面白い。「好きな男」上位には織田裕二、本木雅弘、江口洋介らの名前が並び、「寝たい男」1位は本木雅弘、3位は田原俊彦だった。そういう時代だったのだ。
しかし徐々にアンチ勢力が強まったのか、吉田栄作バッシングが巻き起こる。インタビューなどでのアツい発言をバカにするお笑い芸人も出てきた。仕事関係者にも俺様キャラを通していたのか、同じワタナベプロダクション(ワタナベエンターテインメント)の中山秀征(50)と不仲の時期があったという。2017年7月放送の『ウチくる!?』(フジテレビ系)に出演時に、MCの中山秀征とかつて共演NGであった事実が明かされた。初対面の時、先輩の中山秀征の挨拶を、デビュー間もない吉田栄作が無視してしまったことでギスギスし、仕事で一緒になっても口をきかなかったという。吉田自身は無視したつもりはなかったそうだが、実際に挨拶はしていなかったようだ。
そんな吉田栄作が一旦芸能活動を休止し、「俺はジャンボになって帰ってくる」と言い残して役者修行で渡米したのは1995年のことだ。修行中の1997年にモデルの平子理沙(47)と結婚するも、マスメスメディアから「ヒモ」呼ばわりされていたそうで、この点では気の毒でもある。1998年に帰国して以降は、トレンディ御三家時代のような華々しい活躍とはいかなかったが、俳優・タレント・司会者としてコンスタントに活動し、2004年からは音楽活動も再開している。彼の全盛期を知る世代にとっては、渡米以降しばらくの間「干されていた」ように見えたかもしれないが、実際はそんなことはなく、マイペースに役者仕事を継続してきたといえるだろう。
「女性自身」の記事によれば、内山理名は「仕事も大事だけど、これからお付き合いした人とは早く結婚して、できれば子供も産みたい」と話していたという。傍目にはお似合いのふたりであり、お互いにとって相手が年齢を重ねても良きパートナーとして向き合える存在なのだとしたらスピード婚もあるのかもしれない。