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『絶対零度』新シーズンの主役変更は吉と出るか?

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沢村一樹 オフィシャルサイトより

沢村一樹 オフィシャルサイトより

 7月9日から、新月9ドラマ『絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)がはじまる。『絶対零度』シリーズの第3作目にあたる作品だが、前作から大胆なキャスト変更が行われている本作、視聴者にはどのように受け入れられるのだろうか。過去2作のタイトルは、2010年に放送された『絶対零度~ 未解決事件特命捜査~』(以下、シーズン1)と、2011年放送の『絶対零度 ~特殊犯罪潜入捜査~』(以下、シーズン2)。シーズン1は最高視聴率18.0%という数字を叩き出した人気作品。どちらも火曜21時~の枠での放送だった。

 シーズン1とシーズン2の主人公は、上戸彩(32)演じる新人刑事・桜木泉だった。刑事としての腕も経験もないが正義感は人一倍強いという、刑事モノの主役としてはお約束のキャラクター。前作まではそんな彼女が個性豊かな刑事たちとぶつかり合いながら、成長していく様子が描かれてきた。

 ところが今作では、沢村一樹(50)が主演に抜擢され、元公安のエリート刑事・井沢範人を演じることになった。過去2作を経て一流の捜査官になった桜木泉は、とある事件の捜査中に失踪してしまったという設定だ。桜木泉が物語の鍵を握る重要な人物であることには変わりないが、“主役”という立場ではない。この主役交代が作品にどのような影響を及ぼすのかは未知数だ。

 月9での人気作品の続編には、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)という成功例もある。同ドラマは全話平均視聴率14.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録し、2017年夏ドラマの中でトップに。今年7月27日には『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』が公開される。しかし『コード・ブルー』はシーズン3で新キャストの加入があったものの、主役は山下智久(33)が続投。また『絶対零度』も人気があったとはいえ、視聴率20%超えを記録していた『コード・ブルー』シリーズほどではない。『コード・ブルー』が成功したからといって、『絶対零度』も……と考えるのは早計だろう。

 一方でドラマをけん引する沢村一樹の実力は確かなもの。主役・脇役を問わず幅広い演技ができる俳優であり、『浅見光彦シリーズ』の浅見光彦役を長く演じておりサスペンスの経験も豊富。また2011年の主演ドラマ『DOCTORS ~最強の名医~』(テレビ朝日系)は、最高視聴率18%超えの人気を誇っていた。

 そんな沢村一樹は、同ドラマをどのように盛り上げてくれるのか。まずは7月9日放送の『ネプリーグ』(フジテレビ系)で視聴者の注目を集め、チャンネルロックを狙いたいところだ。

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