現在放送中の月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)に出演している本田翼(26)。Sっ気の強い刑事・小田切唯を演じ、犯人の股間を蹴り上げたり、関ジャニ∞の横山裕(37)演じる山内徹を罵る演技などが話題を呼んでいるが、小田切唯の不遜なキャラクターと本田翼自身の性格はけっこう似たところがあるようだ。
7月11日放送の『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)に出演した本田翼は、問題発言を連発。老朽化した鉄橋について専門家が意見を述べていると、彼女はポカーンとした表情に。MCの明石家さんま(63)から「あんまり興味ないやろ?」とツッコまれた際にも、「はい」と真顔で即答していた。
さらに専門家から「メイドインジャパンの商品と外国産の商品のどちらがいいですか?」と聞かれても、「どっちでもいいです」と答えた本田翼。番組では明石家さんまがツッコんだことで笑いになっていたが、日常生活ならまだしも、バラエティ番組での返しとしては、正解なのか疑問なところだ。
そんな本田翼の、良く言えば“天然”、悪く言えば“不遜”なカメラ前での態度は、デビュー当初から何度か話題になってきた。2014年12月放送の『A-Studio』(TBS系)に出演した際は、本田翼がフランクにタメ口で会話をするため、MCの笑福亭鶴瓶(66)が「友達やないからな」と苦言。温厚だとされる鶴瓶でも思わずたしなめたくなるほどだったようだ。
2013年7月期のドラマ『ショムニ 2013』(フジテレビ系)で共演したキャストたちも彼女に苦言を呈していた。2013年8月放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、江角マキコ(51)が「思いもよらないところでNG出すよね。最初の一言とか」と本田翼の失敗を明かすと、共演者のベッキー(34)は本田翼が台本を覚えてこないと暴露。
加えて、7月に行われたドラマの制作発表会でも、本田翼が棒高跳びのシーンについて「その日は死ぬほど練習しました」と言うと、江角マキコがすかさずツッコミ。「台本は1カ月前から手に渡っていたはずなので(その日だけじゃなく前もって)練習しておいて欲しかった」と指摘している。
こんな自由人の本田翼だが、2015年公開の映画『起終点駅 ターミナル』で共演した佐藤浩市(57)は彼女を擁護する姿勢を見せていた。2015年11月放送『チマタの噺』(テレビ東京系)で佐藤浩市は、本田翼はヘラヘラしてやる気がなさそうに見えると評しつつ、「良い意味で色がない」「裏表がないんだよね」と褒めたたえていた。
共演者にのなかにはムッとしてしまう人もいるようだが、本田翼はなかなか大物になるタイプかもしれない。
(ボンゾ)