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窪田正孝は『ヒモメン』をめちゃくちゃ可愛い愛されキャラにしてしまう!?

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Instagram【公式】ヒモメンテレビ朝日公式アカウントより

 テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『ヒモメン』が7月28日にスタートする。放送時間は23時15分からという深夜帯ながら、前のクールで放送した『おっさんズラブ』が名作として大反響を巻き起こした注目枠。『ヒモメン』にも否が応でも注目せざるを得ない。というのも、主人公のヒモ男を演じるのは窪田正孝。平凡な大学生からスラム街のリーダーまで幅広く演じる(しかも観客を泣かせる)若手ナンバーワン演技派俳優といえば彼しかいない。ともすれば、ヒモで観客を泣かせてくる可能性すらある。

 『ヒモメン』の主人公は、「楽に生きたい」をモットーに、働かないことに全力を尽くすヒモ男の翔ちゃん(碑文谷翔/窪田正孝)。翔ちゃんは看護師として働く恋人・ゆり子(川口春奈)の一人暮らしの部屋に転がり込み、いつもスウェット着用でスマホゲームをするかパチンコへ行くか漫画を読むか、とにかくゴロゴロして過ごしている。親に勘当されても反省ひとつせず人に平気で金の無心をし、借金まみれ(だがギリギリセーフで金融機関への借金はなさそう)。日々、ゆり子にツッコまれながら生きている。ただ、楽をして生きるために全力なので、宿主であるゆり子が危機に陥るとイコール翔ちゃんのヒモ生活もピンチ。それゆえ、ゆり子の危機には必死に立ち向かうというキャラクターだ。

 ドラマ『ヒモメン』は鴻池剛さんのマンガ「ヒモメン~ヒモ更生プログラム~」(KADOKAWA)が原作。原作ではゴロゴロデブデブする時期さえあり、わりとイケてない翔ちゃんだが、そんな翔ちゃんを窪田正孝がどう演じるのか。あんな細マッチョのシュッとした小顔男子が、モサくて不潔でおバカな翔ちゃんを一体どうやって……? そんな心配は杞憂だ。

 メイン・脇を問わずとにかく多くの作品に出演し続けてきた窪田正孝の演技の幅は前述したように実に幅広い。例えば、あるギャングチームのリーダーとして出演した『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』シリーズでの演技は、共演者たちの多くが若く演技経験もそれほど豊富ではなかったこともあり、現場を牽引する存在感を放っていた。劇場版のパンフレットでも、監督陣が「窪田くんなら(シーンに込められた思いを)言葉ではなく口元のちょっとした動きで表現してくれるに違いない」「(窪田のシーンを撮り終わった後)他のメンバーの芝居が格段に良くなった」と、窪田正孝の繊細な表現力と集中力に全幅の信頼を置いていたことを明かしている。意識的に声をかけてまとめ上げるのではなく自然と周囲を牽引してしまう役者なのだろう。ともすればタダのダメ人間になりイヤ~な男として視聴者の目に映りかねない「ヒモ」も、彼なりの解釈で愛される男にしてしまうかもしれない。

Instagram【公式】ヒモメンテレビ朝日公式アカウントより

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 先日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた『ヒモメン』記者会見で、窪田正孝は「自立した女性に甘える男性もいていいんじゃないかな」と話した。対する川口春奈は「男の人に食べさせてもらいたいので、ちゃんとお仕事してる人がいい」と言うが、「翔ちゃんはどこかすてきな魅力がある。母性をくすぐるので、女子はキュンとする部分もあるんじゃないかな」と肯定。ちなみに川口曰く、バキバキな肉体の窪田だが実は「鍛えてないらしいです。めっちゃ食べるのに太らない」そうだ。また、ゆり子の同僚で面倒な性格のイケメン医師役・勝地涼は、「なんてったって可愛いんで、マサ(窪田さん)が。こんな可愛い顔で甘えられたらね、俺も飼っちゃいたいなと思いますよね」とアピール。勝地涼は日頃から窪田のことが気になっているそうで、「ほっとけない、ふわふわした存在」なのだという。これは、めちゃくちゃ可愛い愛されヒモ男が誕生してしまうのでないだろうか。

 制作発表時の長文コメントで、「これまで幸薄い役が多かったので(笑)、そういう意味では今回すごく幸せな役をいただいたなと思っています」と語った窪田正孝。『おっさんずラブ』は、純粋な恋愛模様を新しいアプローチで描きヒットしたが、『ヒモメン』もまた、従来の“理想的な恋愛”に縛られない恋愛の形を描いていく作品になるだろう。抱腹絶倒のコメディでありつつ、社会に大切なメッセージを投げかけるドラマになることを期待したい。

Instagram【公式】ヒモメンテレビ朝日公式アカウントより

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(清水美佐紀)

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