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大渕愛子弁護士のブログに「高齢出産」「帝王切開」を罵倒する粘着コメントが連投 不気味なコメントは防げるか

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大渕愛子オフィシャルブログより

大渕愛子オフィシャルブログより

 第三子の出産を控えている大渕愛子弁護士(40)が、ブログのコメント欄での誹謗中傷に警告を発した。大渕弁護士は720日、公式ブログで、<今日のブログに、かなりインパクトのあるコメントがつきましたので、みなさんと共有したいと思い、アップします>と、誹謗中傷コメントを公開。そこには、大渕弁護士や彼女の子供たちを中傷していると思われる、数々のおぞましい言葉が並んでいた。

 ごく一部を抜粋すると、大渕弁護士を「不妊症高齢出産帝王切開そして女性特有の病気にもなってるから臍下が傷跡だらけの○○障害者お婆ちゃん」と中傷し、「帝王切開でしか産めないから○○も○○も生まれてくる日を決められて」「本来は自然に出産予定日前後数日に生まれて来るのに」等々と、コメント主はとにかく“帝王切開”が憎いようだった。また、711日更新の「血糖検査の結果…」のコメント欄も公開しているが、こちらも帝王切開を「異常分娩」と表現するほか、ここに転載するのもはばかられる罵詈雑言が並べ立てられていた。

 大渕弁護士は、<帝王切開や高齢出産を侮辱することで、自分が優位に立ったような気がして、よほど、気持ちいいのでしょうか…>と疑問を唱えた上で、<いずれにしても、今後同じような発言を受ける人たちのためにも、このような発言については、然るべき責任を取ってもらう必要があるのかなと思っています><「嫌ならプライベートなことを書かなければいい」という意見もあるかもしれませんが、嫌とかではなく、流石にこれは度を超えているな…と思います>と法的措置も検討していることをほのめかした。

 翌721日、大渕氏はブログで、誹謗中傷コメントを公開した経緯について説明。

<ずっとAmebaさんにコメント監視してもらっていたのですが、コメント反映が遅かったり、削除しなくてよいコメントまで削除されたりすることがあるなと思い、かといって、私も一つ一つ承認している時間がないので、一旦、全公開にしてみたところ、あのようなコメントが掲載されるに至ったのです>

<ほんの短期間で2つもコメントがあったので、きっとこれまでも沢山書いていたでしょう>

<あのコメントを見たとき、ほかにもこのようなコメントを受けたことのある方が確実にいるだろうと思いました。実際、同じような言葉遣いで、酷いコメントを受けた方が多数いらっしゃいました。それを確認することができて、なおさら、放置しておくのはよくないと改めて思いました>

<特定しうるとしても特定までには時間もかかるし、経由プロバイダ次第では必ず特定できるとも限らないので、公開することで、投稿者が少しでも早く自分のしたことを客観的に見ることができれば…という気持ちがありました。削除してしまったり、スルーしてしまえば、やり続けるでしょうから。また、この方に限らず、心無い無責任なネット上の発言の抑止力になることも期待して>

 723日更新のブログで大渕弁護士は、<一番思ったのは、同じように感じた方、同じようなコメントを受けたことのある方が予想以上に多かったということ。今回の件に限らず、やはり由々しき問題だと思いました>とあらためて記している。

 ただ、一連の誹謗中傷コメントの投稿主が、“自分のしたことを客観的に見ることができ”る人物かどうかも、わからない。正気の沙汰とは思えないような文言のオンパレードであり、正常な精神状態で書ける内容にも見えないのである。高齢出産や帝王切開を罵倒するという内容のみならず、文中の単語の選び方があまりにもおかしい。それとも、こうした差別用語をひたすら書き連ねるネットユーザーも、一般社会では語句普通に溶け込んでいるのだろうか。それはそれで怖さを感じる。

 ネット上には実際に、正気の沙汰とは思えないような匿名でのコメントや意見がおびただしい数、漂っている。芸能人のブログやInstagramのコメント欄は、なおさらだ。正常な判断能力のもとで書かれた言葉なのかどうか判別することは出来ず、恐怖を覚える著名人は少なくないだろう。

 著名人がファンとの交流の場としてネットを利用することも一般的となっているが、開放状態となっていればそこには必ず不気味なコメントが表れる。大渕弁護士はブログ運営元にコメント欄のチェックを頼んでいたそうだが、<コメント反映が遅かったり、削除しなくてよいコメントまで削除されたりすることがあるなと思い>全公開にしたところ、このような事態になった。他のタレントも、他人事ではないだろう。また、タレントは唐突な殺害予告などを受けるケースもある。その恐怖はどれほどだろうか。

 ネット上に何かしらのデータを送るとき、実際には「匿名」ではない。非公開ではない場所で事実無根の情報や誹謗中傷、差別、脅迫などを書き込んだとして、調査すれば書き込んだユーザーが誰であるかは特定される。損害賠償請求や刑事告訴をされる可能性もある。ネット掲示板で爆破予告などを行い逮捕された事例もあるし、今年1月、横浜DeNAベイスターズの井納翔一選手(31)が、妻をネットの匿名掲示板で誹謗中傷した20代女性を名誉棄損で訴えたことが報じられた件は記憶に新しい。

 しかしそれでも、そうした責任能力や判断能力のない状態にあるユーザーの場合、異常な書き込みをすること自体は止めようもない。やはり、著名人のSNSはコメント欄を広く開放せず、監視役を置く以外にないのだろうか。

中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

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