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剛力彩芽への殺害予告をした犯人は「一目惚れをしてしまい、どうにかして会いたい」と供述。タレントへ殺害予告した逮捕者の共通項

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剛力彩芽Instagramより

剛力彩芽Instagramより

 722日に放送されたTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』において、TBSの安住紳一郎アナウンサー(44)が20年間という長きにわたり、殺害予告を受け続けていると告白した。番組の冒頭、安住アナは日本列島の連日の暑さを話題にした。そこで「『あなた方は涼しいスタジオでお話されているんですよね』という声も届くんですよね」というリスナーの声について触れ、こうしたクレームについて分析しているのだと続けた。

 安住アナは、「私はむしろそのクレームの傾向を集計して、どういう心の動きになるかを20年ぐらい調査し続けてる」とうそぶく。安住アナの分析では春先と、夏場にクレーム数が増えるという。そこから続けて「殺害予告とか普通に来るんですよ。最近、殺害予告とかは警察に届けると、結構な問題になりますけど、私、20年間ずっと、殺害予告をいただいてますからね」と驚きの事実をサラッと語った。

「皆さんが私の仕事をどういうふうに考えているかは分かりませんけれども。結構嫌な思いもしてるんですよ。必ず来るんですよ。夏になると増えるんですから」
「最近、本当のことを言えばいいと思ってるんで言っちゃってるんで。あまりにこのシュールな事実に、皆さん声がなくなるということが多いんですけど」

 飄々とした雰囲気が特徴的な安住アナだが、さすがに度重なる殺害予告には参ったこともあったかもしれない。アナウンサーはもとより、芸能人や役者などいわゆる有名人に対する殺害予告は、インターネット普及後急速に増加した。それはこうした殺害予告が物理的に容易になったことを示す。かつては事務所などに文書を送りつけていたのだろうが、現在は、情報発信する有名人らのホームページやブログ、SNSなどにあてて送信するという手法に移り変わって来ている。

 こうした行為は多くが「威力業務妨害」という犯罪にあたる。自分が犯罪者になってしまうのだから到底割に合わない行為なのだが、殺害予告は後を絶たない。

 殺害予告をするのはどんな人間なのか。現在、交際中のスタートトゥデイ社長・前澤友作氏(42)と、ワールドカップロシア大会決勝戦を現地で観戦したとおぼしき投稿をインスタグラムにアップしたところ、プライベートジェットで現地入りしてVIP席で観戦したのか、と批判する書き込みが相次いだ女優の剛力彩芽(25)。剛力はその後24日までに自分のインスタ投稿を全て削除するという告知を行い、実際にそれを実行した。

 そんな彼女にもかつて、殺害予告があった。20134月、当時53歳の男が、剛力の所属事務所に対して「剛力彩芽ファンクラブの皆さんへ、我々は依頼されて人を殺す60人です。警察に連絡をしたら殺す」などと書いたファクスを何通も送信し、事務所の業務を妨害したのである。

 公判冒頭陳述で明かされた動機によれば、剛力さんの出演しているCMをテレビで観た際に一目惚れをしてしまい、どうにかして会いたいと思った末の犯行だったという。会津若松に住んでいた無職の45歳男性は、剛力さんに会いたい、握手したい、という思いが募り、考えた末、近所の児童養護施設になら来てくれるのではないか……と電話で所属事務所にその旨を打診。さらに、実際にその施設に剛力彩芽さんが来てくれたことを想定した企画などを独自に練っていたという。被告人質問では、不可解な自身の理屈を述べたてていた。

「『赤い杖の男』になりすまして救いたかった……

 『赤い杖の男』というのは、男によれば「え~っと、事件起こして、助ける人なんですよ」とのこと。男はファックスに、赤い杖の男だけがこの場を救うことができるというようなヒント(?)を書いていたようだ。騒動を起こして自ら収束させるつもりだったらしい。まさに自作自演だ。

 こうした殺害予告、何かタイミングがあるわけではなく、彼らの思いが高まったところで犯行に至るのが特徴だ。

 2015年に眞鍋かをり(38)のブログに殺害予告を書き込んだ40歳の男は、無職で祖母の年金を頼りに生活していた。以前から眞鍋のブログを読んで好意を抱き頻繁にコメントをしていたが、他の人のコメントは表示されるのに自分のコメントが表示されないという対応をされたことで不満を抱き、殺害予告が始まった。「早く眞鍋に、オレに謝罪させろ。直接殴り込みをかけたっていい。警察が動いたと分かった時点でぶっ殺してやる」などと書き込んだことで逮捕に至ったが、この一件だけで逮捕されたわけではない。怒りを感じた以降、ブログのコメント欄や眞鍋のツイッターアカウントあてに、誹謗中傷や脅迫的な文言を投稿するようになり、同時に、非公開という処置に対する謝罪を求めるようになる。さらに犯行の直前には、所属事務所にまで電話をかけ、謝罪を要求していた。逮捕前の2日間で、男は眞鍋のブログに32件のコメントを投稿していたという。

 昨年5月、SKE48のメンバー・須田亜香里(26)のツイッターに「死ね」などと殺害を示唆する書き込みをして脅迫した疑いで46歳の会社員の男が逮捕された。自分以外の人とツイッターでやりとりをしている須田に不満を持ち犯行に及んだとされており、動機については「好きすぎてやった」などと語っていた。

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