宝塚雪組公演『忠臣蔵』に、無毛ないし“青天女性”の究極の美しさを学ぶ

【この記事のキーワード】

脱毛された女性の、究極の美しさ

 病院勤務の日常でwojoが診療の際お会いする、薬剤によって脱毛された患者さんも、入院中、病室内ではカツラを外されていることがあります。そう、その姿が、同じなのです。とてもお美しいのです。もちろんご本人はつらい闘病中であることも多く、ご本人としては不本意なお姿であるケースもありましょう。またご本人はさほどお気にされていなくとも、今の世の中では脱毛したままだとどうしても目立ってしまいますので、公の場ではボブとかロングとかのカツラをかぶっておられることがほとんどです。その美しさを封印されて……。

 青天をかぶることによって、そんな究極の美しさを人前で表現できるところ。それもまた宝塚の魅力です。そういう意味でも宝塚は、あらゆる面から女性の美しさを追求している……そんな稀有な場であるとも申せましょう。

 ちなみに、サッカーをするにはスキンヘッドか有髪か、どちらがよいのでしょうか。すみません、未経験者なものでそのあたり皆目見当がつかず……。ヘディングをするとき、髪があるほうが滑らなさそうだけれど、その代わりあらぬ方向にボールが飛んで行ってしまいそう……そんなことを考えながら、昔同僚から「貞子!」と言われたこともある、ボサボサに伸びた髪をそろそろどうにかしなくては、と思うwojoなのでした。

【今回の舞台紹介】
忠臣蔵~花に散り雪に散り~

トップスター・杜けあき様の退団公演として、1992年に雪組で上演された作品。旧宝塚大劇場で上演された最後の作品にもなった。かの有名な忠臣蔵のストーリーを2時間半にまとめた秀作で、作・演出は、男女の色気を上品に描くことで定評がある柴田侑宏先生。主題歌である「花に散り雪に散り」はビッグエコー等のカラオケに入っていることはもちろんのこと、折に触れイベント等でタカラジェンヌにも歌い継がれており、今も変わらず愛されている名曲である。

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