窪田正孝の『ヒモメン』ぶりが最高…働きたくない男子必見“クズ”の愛され方

【この記事のキーワード】

小顔が過ぎる/ヒモ観察日誌Instagramより

小顔が過ぎる/ヒモ観察日誌Instagramより

翔ちゃんだけが“クズ”じゃない

 このドラマ、翔ちゃんだけが“クズ”で、他の登場人物が“マトモ”かというと、そんなことは全然ない。YOU演じる看護師長は平気で部下を売るし、勝地涼演じる医師の池目は翔ちゃんの仕業と思われていたインコ脱走騒動を引き起こした真犯人だった。

 この池目がなかなかの曲者で「ちょっとナルシストっぽいけど優しくて穏やかなドクター」といった外面とは裏腹に、小賢しい方法でゆり子を狙っている。今回の犯行も「インコ脱走の濡れ衣を着せられたゆり子が病院をクビになって無職になったら、あのヒモではなく金持ちの自分と付き合うだろう」と考えてのことだった。好きな女性のキャリアを奪い、自身の財力で囲おうとするとは、モラハラ男の可能性大。翔ちゃんが天真爛漫・アホ系クズだとすれば、池目は狡猾・二重人格系クズだ。まあコメディ色も強いので、勝地涼がどれだけモラハラ野郎でも、胸クソな展開にはならなそうだけれど。

 ちなみにこのドラマ(そしてこの記事も)、「ヒモは良くない」という前提で話を進めているが、しかし彼氏が彼女にモノをプレゼントしたり海外旅行に連れて行ったりが男女交際の基本だというのも解せない。そりゃウソつきで、日雇いバイトよりパチンコで稼ごうって思考で、ツケ払いでビールを飲み、ゴミ出しマナーも守れない翔ちゃんは“クズ”なのだけど……。ともあれ、働きたくないから彼女に愛されることでラクに暮らしたいという男子には、翔ちゃんの愛され方がちょびっとだけ参考になるのかもしれない。

 とはいえ、ゆり子が甘々になってしまうのも仕方ない翔ちゃんの(つまり窪田正孝)の可愛さったらない。ちょっと絶望的なほどである。他の男子にあれがマネできるのか、否。

 前クールの『おっさんずラブ』と同じく、決して万人受けは狙っていないだろうと思われる今作。第2話でもさまざまな人々の、さまざまな形の“クズ”っぷりがみられそうだ。

(シュガー乙子)

1 2

「窪田正孝の『ヒモメン』ぶりが最高…働きたくない男子必見“クズ”の愛され方」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。