2018年夏ドラマも折り返し地点を迎え、各ドラマがいよいよ盛り上がりを見せている。今期もイケメン俳優が充実し話題をふりまいているが、この夏は『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)の吉沢亮(24)がブレイクの筆頭株になっている。
吉沢亮が出演している『サバイバル・ウェディング』は、波瑠(27)演じる黒木さやかが結婚破棄の憂き目に遭い、再び結婚を目指して奔走するストーリー。吉沢亮が演じる大手広告マン・柏木は、さやかが憧れる年下の王子系イケメンという役どころで、女性視聴者の胸キュン要素がふんだんに盛り込まれている。
8月11日放送の第5話では、柏木がさやかに「じつはコネ入社で、いつかは父の会社を継ぐために辞める身分だと軽んじられている」という悩みを打ち明け、ふたりが急接近する展開に。いつもは天真爛漫な柏木の憂いを帯びた表情に、骨抜きにされた視聴者は多いのではないだろうか。
ドラマをきっかけに本格的なブレイクを果たした俳優といえば、今年は『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の田中圭や、『アンナチュラル』(TBS系)の井浦新(43)が注目されている。どちらのドラマも話題作となり視聴率も上々だったため、ドラマの製作陣にとっても、次期ブレイク俳優の“発掘”は必須課題のようだ。
ここで今期のドラマに出演しているイケメン俳優をチェックしよう。『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の山崎賢人(23)、『ハゲタカ』(テレビ朝日系)の綾野剛(36)、『義母と娘のブルース』(TBS系)の竹野内豊(47)と佐藤健(29)らメインキャストは、当然ながらいずれもすでにブレイク済み。『高嶺の花』(日本テレビ系)で石原さとみ(30)の相手役に大抜擢された銀杏ボーイズの峯田和伸(40)は、野島伸司の得意とするピュアボーイとして描かれているが、いまひとつ胸キュン要素は持ち合わせていないようだ。今期ドラマでの“ブレイク度”でいえば、吉沢亮がひとり勝ちの状況といえるのではないか。
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