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専業主婦・主夫であることの罪悪感、「稼いでいないから」

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専業主婦に「なりたくてなっている」人は意外と少ない

 エン・ジャパン株式会社が20~40代の女性を対象に行った「結婚・出産と仕事」に関するアンケートによると、「結婚・出産と仕事についてどのような希望をお持ちですか?」という設問に、「結婚・出産に関わらず今と変わらず働く」(15%)、「結婚・出産後は少しペースを落として働く」(23%)、「結婚・出産後は少しペースを落として働くが、子供の手が離れたら以前と同様働く」(30%)と実に7割近い女性が、ペースの違いはあれ、結婚や出産を経験しても働き続けたいと考えている。(ただ、この調査はあくまで女性を対象にしたものであるが……)

 さらに、保育園に子どもを預けられず、やむを得ず専業主婦・主夫になったという人も少なくない。東京都大田区が2016年に発表した「保育編への入園」に関するアンケート調査報告の中で、4月からの預け先が決まっていない13人に対して「預け先が決まらない場合の対応」を聞くと、3人が「退職する」と回答した。対象が非常に少ない調査であり、「退職する=専業主婦・主夫になる」こととは限らないが、現在の保育環境が原因で離職に追い込まれるケースもあるということだ。

 自ら望んでそのライフスタイルを獲得したのであれば、後ろめたさや罪悪感とは無縁だろう。ただし、約半数の回答者は「ない」と答えており、どのような経緯であったにしろ自らの選択に納得しているようだ。

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