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おニャン子、AKB48、ハロプロの結婚パターンを徹底分析!! ハロプロ出身者は予想外の相手が多い?

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前田敦子Instagramより

 2018年7月、いわゆる“アイドル戦国時代”の主要登場人物たちの結婚報道が相次いだ。

 まず16日、戦国時代における貴重なソロアイドルだった元ハロー!プロジェクトの真野恵里菜(27)が、プロサッカー選手の柴崎岳(26)と結婚したことを発表。続いて22日には、ブレイク直後にももいろクローバー(現・ももいろクローバーZ)を卒業し強い印象を残した早見あかり(23)が、年内に一般男性とゴールイン予定だということが報じられ、翌日に本人が記者会見でこれを認めた。そして31日には、元AKB48のセンターメンバーの前田敦子(27)が俳優の勝地涼(32)と結婚したことを明らかにしたのだ。
 
 AKB48グループ(SKE48、HKT48、NNB48などを含む)は歴代在籍者数がケタ違いに多いことから、卒業メンバーの既婚者はすでに20名以上を数える。といっても、2017年に総選挙開票イベントのステージ上で結婚を発表した須藤凜々花(21/元NMB48)を例外として、大堀恵(35/元AKB48)や川崎希(31/元AKB48)のようにブレイク前にグループを離れた初期メンバーや、古川愛李(28/元SKE48)、菊地あやか(25/元AKB48)、小森美果(24/元AKB48)など芸能界を去った元メンバーがほとんどだ。

 その点から、総選挙で1位を2回、2位を1回という実績を誇る前田の結婚は、これまでとはいささか意味合いが違い、アイドル業界におけるひとつの時代がとっくに終わっていることを実感させられるものだといっていいだろう。

 もちろん、女性アイドルの恋愛対象がすべて男性とは限らないし、結婚しないという選択肢を選ぶ者もいるだろう。だが、前田敦子の件をひとつのきっかけに、今後はほかの“神7”の面々をはじめ、AKB48の黄金時代を築いたメンバーが続々結婚していく可能性は高い。

 そうなると、気になるのはその相手である。前田の場合は、芸能界におけるランクにそれほど格差が見られない同業者、というバランスのいい相手であったが、はたしてほかのメンバーは?

 ここでは、「過去の2つの国民的女性アイドルグループのメンバーがどんな相手と結婚したのか?」を検証しつつ、AKB48グループ出身者の結婚相手の傾向を占ってみたい。

“ギョーカイブーム”時代の寵児は社内結婚、職場結婚率高し!?

▼おニャン子クラブ(1985~1987年)

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1985年7月5日にキャニオン・レコード(現・ポニーキャニオン)から発売された、おニャン子クラブのデビューシングル「セーラー服を脱がさないで」。最後列左が河合その子、その前のピンクリボンの女性が高井麻巳子である。

 1980年代の半ばに、短期間ながら社会現象的なブームを巻き起こしたおニャン子クラブ(以下:おニャン子)。そのメンバーの結婚を語る上でハズすことができないのが、高井麻巳子(51/会員番号16番)の一件だろう。

「おニャン子卒業から約1年後の1988年春、高井麻巳子と秋元康さんとの結婚が突然報道された。あれは関係者もビックリでしたが、それ以上にファンはショックだったでしょうね。なにしろ、ソロとしてファンクラブ結成イベントを開催したすぐあと、つまり事務所が会員から入会金や会費を集めた直後でしたから」(芸能プロ関係者)

 テレビ番組『夕やけニャンニャン』(以下:夕ニャン)から生まれたおニャン子はあくまでフジテレビが主導していたグループであり、今のAKB48と違って秋元康(60)は全権を握ったプロデューサーではなかったものの、強い影響力を持った最重要ブレーンとして君臨していた。

「当時は、いわゆる“ギョーカイブーム”というのが起きていて、テレビ番組などのスタッフの顔や名前がメディアに露出することが多かったんです。マスコミ業界の裏側を描いたテレビドラマも流行っていました。そんなこともあって、売れっ子の放送作家で、作詞家としてもヒット曲を連発していた秋元さんの存在を、ファンは熟知していたわけです」(前出の関係者)

 当時、熱狂的なおニャン子ファンだったという週刊誌記者は振り返る。

「事前に噂が流れることもありませんでしたから、『まさかあの秋元と!?』というのが、率直な感想でした。報道後、当時まだ21歳の高井麻巳子は突然、我々の前から姿を消してしまいます。あれは、アイドル史上もっともファンにとって残酷な結婚劇だったと思います」
 
 おニャン子楽曲のメイン作詞家が秋元康なら、メイン作曲家は最近『ラストアイドル in AbemaTV』にプロデューサーのひとりとして登場している後藤次利(66)であろう。

「ベーシスト、アレンジャー、作曲家として高く評価されているミュージシャンですが、過去にアイドルとの恋愛、結婚を繰り返したことから、“アイドルキラー”の異名もあった。そんなプレイボーイが、おニャン子のメンバーと恋愛関係になるのは必然ともいえました」(スポーツ紙記者)

 相手は、おニャン子からのソロデビュー第1号で、最初にオフィシャルな形でおニャン子を卒業した河合その子(53/会員番号12番)である。グループのトップランナー的存在である彼女だったが、1986年春の卒業以降、徐々に人気が下火になり、1990年に休養を宣言。後藤と結婚したことが明らかになったのは1994年のことだ。

 このほか、新田恵利(50/会員番号4番)と城之内早苗(50/会員番号17番)のパートナーはフジテレビの社員だ。また、芸能界に残らなかったものの、河合その子と共に卒業した中島美春(50/会員番号5番)は、とんねるずのマネージャーだった人物(『夕ニャン』にも出演していた)と結婚したとされる。

「当人の希望によりDVDなどで出演シーンがカットされ、再結成イベントにも一切顔を出さない某メンバーも、テレビ関係者と結婚したといわれています」(前出の記者)

 このように、高井、河合に限らず、おニャン子は身近な関係者と結ばれる、いってみれば「社内結婚」「職場結婚」のケースが目立つ傾向が見て取れよう。
 
 恋愛や結婚は理屈で語れるものではないし、ここに挙げたのは全54名いる(中学生メンバーの「B組」も含む)メンバーの一部に過ぎないが、無理やりながら「なぜ、そうなのか?」を考えてみたい。
 
 前出の記者の分析はこうだ。

「“フジテレビ専属のシロウト女子高生集団”といった見方をされていたおニャン子は、人気絶頂期から、ほかのアイドルやアーティストにとってあまり好ましい存在ではなかった。なにしろ、関連シングルを毎週リリースして、それが必ずオリコン1位になっていたんですから。1980年代はアイドル同士の恋愛が盛んでしたが、彼女たちはそもそもその土俵には上がっていなかったのだと思います。また、卒業後に芸能界に残ったメンバーの多くは、番組終了前後には人気の低迷を実感したり、アウェーの環境で厳しい風当たりを受けたりしているはずです。逆に考えれば、『夕ニャン』周辺の現場や、フジテレビの傘の下がもっとも居心地がいい環境だったわけです。そんなこともあり、恋愛に関しても内向きになりがちだったのかもしれませんね」

 一方、解散後に「元おニャン子」の肩書を捨て、ソロとして成功した渡辺満里奈(47/会員番号36番)と工藤静香(48/会員番号38番)は、過去に報道された交際相手や配偶者がいずれも、フジテレビ枠内の人物ではない同業者だという点も興味深い。

【主なおニャン子クラブ出身者の結婚相手】
新田恵利:フジテレビ社員
中島美春:とんねるずの元マネージャー
国生さゆり:同級生*離婚→一般男性*離婚
河合その子:後藤次利(ミュージシャン)
高井麻巳子:秋元康(放送作家・作詞家)
城之内早苗:フジテレビ社員
渡辺美奈代:ミュージシャン(現・実業家)
渡辺満里奈:名倉潤(タレント/ネプチューン)
工藤静香:木村拓哉(タレント/元SMAP)
生稲晃子:CM制作会社プロデューサー(現在は飲食店経営)

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ミゾロギ・ダイスケ

ライター・編集者・昭和文化研究家/映画・アイドルなど芸能全般、スポーツ、時事ネタ、事件などを守備範囲とする。今日の事象から、過去の関連した事象を遡り分析することが多い。著書に『未解決事件の昭和史』(双葉社)など。

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