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マスカルチャー終焉時代に映画『SUNNY』が公開される意味とは? “皆が知っている曲”が生み出されていた1990年代

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『SUNNY 強い気持ち・強い愛』公式サイトより

 8月31日、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が公開される。本作は、主演の篠原涼子(45)と、そのコギャル時代を広瀬すず(20)が演じることで話題になっている。

 映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は、かつての親友たちと20年以上の時を経て再会すべく、平凡な専業主婦役の篠原涼子が奔走する青春音楽映画だ。監督・脚本を務めるのは、映画『モテキ』(2011)などで知られる大根仁(49)。原作の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』(2011)を90年代の日本に舞台を移して再構築している。

 メインキャストは篠原涼子、板谷由夏(43)、ともさかりえ(38)、渡辺直美(30)、小池栄子(37)を加えた5人で、かつて青春をともに過ごしたものの、ある事件をきっかけに疎遠になってしまった親友同士を演じる。また、その高校生時代を描いた過去パートでは、篠原涼子のコギャル時代を広瀬すず(20)、板谷由夏を山本舞香(20)が演じている。

 豪華キャストやストーリーにも期待がかかるが、劇中の随所に散りばめられた90年代のカルチャーにも注目だ。音楽は「TKサウンド」で一世を風靡した小室哲哉(59)が手掛け、安室奈美恵の『Don’t wanna cry』や、trfの『survival dAnce ~no no cry more~』など大ヒット曲を劇中で使用している。

 劇中の過去パートで90年代のコギャルを演じる広瀬すず、山本舞香、池田エライザ(21)らは、ルーズソックスやギャルショップのショップバックを駆使して当時のコギャルカルチャーを踏襲。もちろんルックスも肌の色や髪色、マユの細さにまでこだわりぬき、伝説のギャルファッション雑誌『egg』が生み出した「eggポーズ」をバッチリ決めているのだから、もはや完全擬態だ。

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