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『半分、青い。』北川悦吏子のTwitter炎上、冷静な意見も「妙なもの」「アンチ」扱いでシャットアウトする姿勢の是非

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北川悦吏子Twitterより

 4月から始まったNHK連続テレビ小説『半分、青い。』も、今日で最終回までちょうど1カ月となった。物語もいよいよ佳境に入り始めているが、そんななか、脚本を担当する北川悦吏子氏のツイートが“またもや”物議をかもしている。

 北川悦吏子氏は8月28日に突如このようなツイートを投稿した。『半分、青い。』や自分自身に関するネガティブな投稿は見たくないので、これからはリプ欄は見ないという宣言、そして、フォロワーには「#北川プラス」のハッシュタグをつけて応援のコメントだけ送ってほしいとの要請だ。

<最近、リプライに妙なものが入って、こわくて、読めなくなってます。素敵なリプライも来るので、それは読みたい。ということで、北川さんこれは大丈夫というものに、#北川プラス とつけてください。そしたら、必ず読みます。ハッシュタグ検索もするので、私への暖かい感想はこちらへ。#北川プラス>

 北川氏は同時に<はっはっはっ。さすがに、アンチが、北川プラス!とは、打てないだろう^ ^!と踏み絵の意味もあります。>ともツイートしたが、案の定というか、当然の結果というか、「#北川プラス」には<批判的な意見を受け入れられないのだったら、Twitterも脚本家もお辞めになったらいかがでしょうか。賛同も批判もありな世界でしょう?>といった“批判的な”コメントが殺到している。

 テレビドラマでも、映画でも、音楽でも、絵画でも、漫画でも、文学でも、ありとあらゆる「表現」は、送り手による作品と受け手による批評がうまく相互作用して高め合っていくものである。それは北川悦吏子氏のような大御所脚本家にとっても同様で、視聴者からの意見から耳を塞ぎ続けていれば、時代に合わせた意識のアップデートが出来なくなり、作家としての成長は止まってしまう。それはいずれ、脚本家としての寿命を縮めてしまうことにもつながっていきかねないのではないか。

 思い返せば、『半分、青い。』放送開始前から北川氏のツイッターは常に「炎上」とともにあった。

 『半分、青い。』の時代設定は高度経済成長期から現代にかけてであり、永野芽郁演じる主人公の鈴愛は1971年生まれの人物として描かれる。北川氏自身は1961年生まれのため、1971年生まれのリアルなライフストーリーを知る意図で、『三宅裕司のいかすバンド天国』(TBS系)で好きだったバンドなど、当時の思い出をフォロワーに質問するなどしていた。大御所脚本家の作品づくりの一助となれることに喜んで協力するフォロワーもいる一方で、顔も本名もわからないような相手からの情報を「取材」とすることに対して疑問を呈する声も多く起きた。

 こういったツイッター上でのいざこざは『半分、青い。』の放送がスタートするとさらに激化。<あ、本日、ぜひ、「半分、青い。」見てください。私が、一生、生きても、もう二度と書けないだろう、というセリフがひとつだけあります。見つけてもらえると嬉しい。その回が、今日なことを、ネットのニュースで今知った。>(5月4日のツイート)といった作品解説の投稿を多くするようになるが、そういった北川氏のツイートを喜ぶファンもいる一方で、うざったいと感じる人も出始めた。

 北川氏は<あ、あのドラマの裏側を一切知りたくない人は、私のツイート読まないでくださいね。どんどん、ミュートなりブロックなりしてください。その気持もとてもわかります。私は今、歯止め聞いてませんから。ブレーキのなくなった暴走機関車ですから。なんだってツイートします。>(6月25日のツイート)ともツイートしているが、<暴走機関車>ぶりはその後どんどんエスカレートしていく。

 7月5日には<でも、みなさん、そろそろ律に会いたくないですか? そんなことは、ないんですか? TBS見ればいいんですか? 私は、見ませんよ>(現在は削除済み)と、律を演じる佐藤健が出演するドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系/2018年7月10日放送開始)を意識したツイートを投稿。

 ドラマ出演を応援するツイートをするならまだしも、<私は、見ませんよ>はさすがに失礼で、佐藤健のファンを中心に批判の声が出た。

 このようなツイートをした理由として北川氏は<私は自分がその人を書いている時、その人の他の作品は一切見ません。健くんの「いぬやしき」も見ていません(興味あるけど)。なぜなら自分の書く役が揺らぐから。恐ろしいほどの信じ込みと思い込みで役を作り上げています>(こちらも現在は削除済み)と説明しており。そこまで言われれば納得できなくはないものの、どちらにせよ黙っていればいいことで、<私は、見ませんよ>などとは言うべきではなかっただろう。

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