
千葉県千葉市美浜区、県立幕張海浜公園内にある千葉マリンスタジアム。2016年12月以降は、ZOZOTOWNを擁するスタートトゥデイがネーミングライツを保有している。
コアなプロ野球ファンが年々増加すると共に、球場にレプリカユニフォームを着てくる観戦客も年々増加している。各球団とも、特別なウェアを限定販売したり、来場者プレゼントとして無料配布することもあるなど、実に多彩なデザインのユニフォームが球場を彩っている。
そこで、球場へ集まるファンはいったいどの選手の背番号を、より多く背負っているのかを計測してみた。現在、人気のある選手がわかると共に、ファンの嗜好や球団の戦略が見えてくるはずだ。調べるのはホームゲームのホームチームファンが対象。1回目は千葉ロッテマリーンズで調査を行った。
今回は、2018年6月1日金曜日にZOZOマリンスタジアムで行われた対広島東洋カープ戦(セ・パ交流戦)で、内野中央Cゲート付近を1塁側から3塁側へ向かう、ロッテのユニフォームを着用した観客100人を対象に測定した。Tシャツは(背番号入りでも)含めないが、無料配布やイベント用のユニフォームはカウントした。時間帯は6回の表・裏。
まず、背番号のないユニフォームが100人中17人に上った。ほとんどが「マリンフェスタ2018」で配布されたデザインのもので、球団のプロモーションが一定の効果を生んでいるといえるだろう。

千葉ロッテマリーンズオンラインストア内の、レプリカユニフォーム販売ページ。プルダウンメニューで、さまざまな選手の名前を選択することが可能だ。
内外野のレギュラーが人気、投手は少なめの傾向
この17人分を除外し、新たに背番号のついたユニフォームをカウントし集計したのが下のランキングだ。ユニフォームデザインの新旧や違いは区別していないが、同じ番号でも選手名が異なる場合は区別している。なお、この日の先発投手は涌井秀章。
【13人】
7 鈴木大地(内野手)
【9人】
4 藤岡裕大(内野手)
【7人】
1 清田育宏(外野手)、3 / 61 角中勝也(外野手)、8 中村奨吾(内野手)、16 涌井秀章(投手)
【5人】
0 荻野貴司(外野手)、66 岡田幸文(外野手)、22 / 45 田村龍弘(捕手)
【3人】
52 益田直也(投手)、22 里崎智也(引退)
【2人】
6 井口資仁(監督)、24 吉田裕太(捕手)、55 スタンリッジ(退団)
【1人】
2 根元俊一(内野手)、3 サブロー(引退)、5 安田尚憲(内野手)、13 平沢大河(内野手)、25 竹原直隆(引退)、29 西野勇士(投手)、36 有吉優樹(投手)、40 島孝明(投手)、41 成田翔(投手)、53江村直也(捕手)、64 二木康太(投手)、69 肘井竜蔵(外野手)
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