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星野源が『逃げ恥』ブームに抱いていた葛藤、「アイデア」の暗い歌詞に反映

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星野源オフィシャルサイトより

 本日(8月31日)放送の『MUSIC STATION』(テレビ朝日系)に星野源が出演する。星野源はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌でもおなじみの「アイデア」を歌唱する予定だ。

 「アイデア」の1番は、マリンバとストリングスの音が印象的な、4thアルバム『YELLOW DANCER』(2015年リリース)から現在にいたるまでの星野源を象徴するような明るい曲調で、まさに朝ドラの主題歌にふさわしい、聴く者を元気にするような曲だった。

 歌詞も<おはよう 世の中/夢を連れて繰り返した/湯気には生活のメロディ>といった朝から聴くに相応しい爽やかな言葉が並ぶ。ただそんななかでも、<生活><夢><超えて>など、SAKEROCK時代からこれまでのキャリアのなかでタイトルや詞に使った言葉を敢えてセルフオマージュする構造になっており、ファンをニヤリとさせる遊び心に溢れたものにもなっている。

 「アイデア」は朝ドラの主題歌として4カ月近く流れ、すっかりお茶の間になじんだところで8月20日に配信リリースされた。ここでファンは度肝を抜かれることになる。2番以降の「アイデア」はこれまで朝ドラ主題歌として聴いてきた曲とはまったく別物だったからだ。

 「恋」や「ドラえもん」の流れを組む1番のアレンジから一変、2番では沈鬱なダンスビートになり(トラックメーカー・MPCプレイヤーのSTUTSがフィーチャーされ、ミュージックビデオにも出演している)、歌詞も1番とは180度真逆な星野源自身の心の闇を吐露するようなものになっていた。

<おはよう 真夜中/虚しさとのダンスフロアだ/笑顔の裏側の景色/独りで泣く声も/喉の下の叫び声も/すべては笑われる景色/生きてただ生きていて/踏まれ潰れた花のように/にこやかに 中指を>

 明るくて元気なイメージの現在の星野源から<中指>という攻撃的な言葉が出てくるのは驚きだが、彼は8月21日深夜放送『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のなかで「アイデア」に込められた思いや製作裏話について語っており、2番の歌詞についてこのように触れていた。

<2017年は実は結構塞ぎ込んでいまして。(中略)いろんな自分の環境が変わったり、いろんなことがあったりして、すごく辛い1年だったんですよね>

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