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佐藤健が『義母と娘のブルース』では謎のチョイ役スタートだった“ただならぬ事情” 

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『半分、青い。』でヒロインお相手の佐藤健が、『義母と娘のブルース』では謎のチョイ役を演じたただならぬ事情 の画像1

連続テレビ小説「半分、青い。」公式Instagramより

 人気俳優・佐藤健の快進撃がすさまじい。高視聴率を獲得している朝ドラ『半分、青い。』(NHK)ではヒロイン・永野芽郁の相手役を演じ、同じタイミングで現在オンエア中の『義母と娘のブルース』(TBS系)でも、ヒロイン・綾瀬はるかの相手役を演じている。

 いや、『半分、青い。』で佐藤が演じる律という役は純然たる「ヒロインの相手役」なのだが、もう一方の『義母と娘のブルース』における佐藤の役柄は、少々説明するのが難しい。

 佐藤は仕事が続かず職を転々としている軽薄な男・章として登場、第1話でバイク便のドライバー、第2話では花屋、第3話ではタクシー運転手、第4話ではリサイクル屋、第5話と第6話では葬儀屋として働いている。しかも本筋である「綾瀬はるかと竹野内豊の再婚生活と娘との関係」にもたいして絡むことなく、チョイ役として登場しているだけなのである。

『半分、青い。』でヒロインお相手の佐藤健が、『義母と娘のブルース』では謎のチョイ役を演じたただならぬ事情 の画像2

TBS系『義母と娘のブルース』公式Twitter、7月24日の投稿より。

 それも、『半分、青い。』の聡明で物静かな律とは180度異なり、とてもガサツでバカな設定で。それに加えて、綾瀬はるかや竹野内豊と一瞬すれ違うたび、特に何もないのに仰々しいスローモーションシーンとなり、「いつ本編に入ってくんだよ!」と視聴者をやきもきさせるといった謎すぎる演出。これには戸惑った人も多かったはず。ちなみに、ドラマ公式サイトのメインビジュアルポスターにも、佐藤の姿はない。

 ドラマは第2章に突入し、やっと佐藤健が本線に合流しヒロインとしっかり出会うことになったが、それでもやはり解せない。なぜ佐藤健サイドは、「中盤までチョイ役」というオファーを受け入れられたのか?

「主演しかやらない」では生き残れない芸能界

 ここで、念のため佐藤健について簡単に説明しておきたい。彼は高校2年生のときに原宿でスカウトされ、大手芸能プロダクション・アミューズに所属。ほどなくして、『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)で初主演。その後、NHK大河ドラマ『龍馬伝』の岡田以蔵役が話題になる一方、映画では『るろうに剣心』『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』『何者』『亜人』など大作の主演が続いている。連続ドラマ主演作品もいくつかあるが、話題になるのはいつも映画のほう。どちらかというと映画主演のニーズが多く、「お金を払って見たい俳優」なのである。

 そんな“売れっ子映画俳優”が、なぜ連続ドラマの中盤までチョイ役を受け入れたのだろうか? 普通に考えると、「朝ドラと並行して撮影してたので時間がなかった」ということかもしれないが、そもそも『義母と娘のブルース』では、夫が亡くなって以降にしか彼のちゃんとした出番はない。つまり、そもそも中継ぎ投手のような、とても変則的な役柄なのである。では、なぜ佐藤健はこの役を演じたのか? 某局のプロデューサーはこう分析する。

「最近はセルフプロデュースに長けた俳優が多く、作品の規模や役の大小などお構いなしに、『おもしろければやる』『あいつが出てるならやる』といった選び方をする俳優が増えてます。小栗旬や山田孝之は売れてからずっとそうですし、最近だと菅田将暉などに顕著に見られます。そもそも主演だけにこだわっているような俳優から消えていくのがこの世界。織田裕二や木村拓哉は主演しかできないため、どうしても作品が限られてしまいます。脇役やゲスト出演をうまく務められることが、今の売れっ子俳優のトレンドといえますね」(某ドラマプロデューサー)

 また、ある映画関係者からはこんな意見も。

「朝ドラと『義母と娘のブルース』が終わると、10月から佐藤くん主演の『億男』が封切られます。事務所的には、公開前にテレビの露出を1分でも増やしたいところ。というのも、今年4月に公開され、佐藤くんが初の悪役を務めた『いぬやしき』は大コケだったため、今回の『億男』は絶対にコケられないんです」(某映画プロデューサー)

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ロボティア編集部

人工知能(AI)、ロボット、ドローン、IoT、ブロックチェーンなど、テクノロジー関連のニュースを配信する専門メディアを運営。国内外の最新技術動向やビジネス情報、カルチャー・生活情報なども各メディアに寄稿中。

サイト:ROBOTEER

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